update on 31.Dec.2008
diary


2006.6.3 (土)

[futbol] LEHMAN応援プロジェクト

ガナサポの彼女君から「GER v POLの試合観戦時に着ていろ! むしろ普段の街歩きの時から来ていろ!」と渡された。まぁ、オレは昔の"レーマン(笑)[google.com]"の頃からのLEHMAN好きなので、もちろん着るよ!?(*1) でも問題は、現地の気温がめちゃ低い(*2)ので、凍えている可能性が高い。使い捨てカイロ持って行くか?

つー訳でドイツで「れーまん」と書いてあるドイツユニ風シャツを着た30男が歩いていたら声を掛けて下さい。遠くで指差してヒソヒソ話すのはナシにして下さい。お願い。

また、勢いに任せてスコアーハットなるものも買ってみた。↓こんな感じのヤツ。変な点数つけて周りのサポにボコられないよう気をつけねば。

[vino] 購入vino
  • Willi Haag Brauneberger Juffer Riesling Spatlese (weiβ) 2,480円

Mozelモノ。いわゆるドイツっぽい甘いvinoだが、変な酸味が無いので非常に飲みやすい。初夏の午後、あえてツマミは無しで冷えたコイツを飲むのが良いかも。


*1: 普段の街歩きの時は微妙
*2: min5℃〜max15℃くらいらしい
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2006.6.4 (日)

[K-ba] 安田記念

安田記念1本勝負。

ダイワメジャーの単勝とダイワメジャー、ダンスインザムード、デュランダル、インセンティブガイ、オレハマッテルゼの馬連BOXと大穴で16番人気フジサイレンスを1頭軸に上記5頭+グレイトジャーニーへの3連複勝負〜。

ブリッシュラック→アサクサデンエンで決まってしまい掠りもせず。

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2006.6.5 (月)

[futbol] ドイツ旅行準備

ヤバい。いつもの事ながら全然準備ができていないよ。

とりあえずネットで情報収集中。特に地図系。あとデジカメ用の充電池がどこか行ってしまった。あ〜、ノートPCに何のデータを移しておけば良いんだっけか?

まぁ、そんな感じ。

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2006.6.7 (水)

[futbol] ドイツ旅行準備

ようやく90%ほど荷物準備完了。

しかし、なぜかスーツケースがいつもより軽い。おかしい。普段より荷物多いはずなのに…。なんか忘れてる?

飛行機のWebチェックインも完了。やはり座席に余裕は無さそうだ。いつものように3席占領など夢のまた夢。オーバーブックに全てを掛けるか? 明日の飛行機JL405便は"Samurai Blue 2006 特別塗装機"らしい。だから何かが良くなると言うわけではないが、なんとなく嬉しい。新しい機体だと良いなぁ。

[misc] 購入モノ
SONY FMラジオ SRF-M97V SONY FMラジオ SRF-M97V
価格:\ 6,000

ドイツ用。

[book] 購入本
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2006.6.8 (木)

[Weltmeistarschaft] まずはParisへ

4:00起床。3時間しか寝てない。飯食った後で、追加の荷物を突っ込んでいたらイィ感じに重たくなってしまった。帰り詰めきれるかなぁ?

5:20出発。いつものように横浜経由の成田エクスプレスで空港第2ビルへ。いつもは空いている成田エクスプレスだが、今日のは激混み! 立ち席特急券まで出る始末。そして成田空港も大混雑。やはりWorldcup効果なんじゃろか? そういえば機内で観たNHKニュースで朝の7:30ごろ「横須賀線が東京〜久里浜間で運転見合わせ」とかやってたな。あと1本遅い成田エクスプレスに乗っていたら確実にハマったな。くわばらくわばら。

出国審査を終了し待合ロビーに着いてみるとJL405便は特別塗装でもなんでもなく、どノーマル塗装だった。でも機材自体は新品同様だったので、オレとしては嬉しい。

待合ロビーで、日本のユニに身を包んだ学生5人と交流。彼らはJPN v AUS、JPN v CRO、KOR v TOG、ARG v SCGを観戦との事。オレと2試合被ってるな。「オレも観に行く」ということを伝えたら、彼らが持ってた日本の旗にメッセージの記入を依頼されたので「目指せ優勝!」とか景気のいいことを記入。5枚全て違うメッセージを書くのは疲れる。思い浮かばん。しかしこの出発ロビーであからさまに「ワールドカップ観に行くぜ〜」という格好をしていたのは彼らだけだったなぁ。少し意外。

JL405便は定刻を20分ほど遅れて出発。機内は混んでいたが、オレの席は隣が空いていたので結構楽。機内では暇つぶしに用意してきた折り紙をひたすら折っていた。折り紙なんて20年ぶりくらいかしらん。鶴の折り方を思い出すのにも一苦労。でも結構楽しい。兜を折ってワインのビンの頭に乗っけて遊んでたりもした。

16:20、定刻より20分早くParisに到着。売店でLa Tourのガイドを購入。Hamburgへの乗り継ぎの待合ロビーでmixiで知り合ったYUKOさんとその旦那さんと合流。搭乗開始まで、ひたすらダベる。

[Weltmaisterschaft] そしてHamburgへ

飛行機は30分遅れで出発し2時間ほどでHamburgに到着。荷物をPickupした後はHbf行きのバスとTaxiを乗り継ぎ、ホテルへ。

ホテルの部屋は思ったよりだいぶ広かったのだが、バスタブ無し、冷蔵庫無しでちょっとがっかり。外に出てビールを飲みに行こうと思ったのだが、眠たさとダルさが勝ってしまい、そのまま部屋でグダグダ。陽が落ちると、とたんに涼しくなって来た。試合観戦の日は気をつけねば。

ネットに繋ごうと思ったら繋がらなかったので、速攻諦めて寝る。

明日は朝イチでチケット発券作業。その後は未定〜。

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2006.6.9 (金)

[Weltmeistarschaft] 現地発券

5:20起床。もう外は明るい。日照時間はいったい何時間なんだ? 5:00〜22:00としたら17時間か?

ホテルで朝食を取り、AOL ArenaでGER v POLとJPN v CROをゲットするべく8:00に出発。歩いて最寄のSt.PauliというU-Bahnの駅まで歩き、U3でHauptbahnhofへ。駅では現地スポーツ新聞のBildやら絵葉書やら切手やらを購入。構内には、各国のサポータらしき人であふれていた。特にMunchen行きのICEのホームにはドイツサポータが一杯。今日の開幕戦を観に行くんだろうなぁ。

HauptbahnhofからS-Bahnに乗って、AOL ArenaのあるStellingen駅まで。20分弱で到着。思ったより駅は小さい。こんなんで捌けるのか? 駅前のシャトルバス乗り場は、明日試合があると言うのにまだ工事してるし…。駅からAOL Arenaまでは1.7Km。専用の遊歩道みたいなところを歩いていくと到着。チケット発券の建物はすぐに見つかった。

予定では11:00から販売開始ということなのだが、到着したのは9:50(!)。既に10人くらい並んでいた。しばらく待つと10:00ちょい前から、列の先頭が呼ばれて販売開始。オレもドキドキしながら発券を待ったが、バウチャーとパスポートを提示して何も質問されることは無く、5分ほどで発券完了! これでGER v POLとJPN v CROを観られるぜ〜。

[Weltmeistarschaft] 空港へ

並んでいるときにRedsユニを来た女の人と話していたら、その人もARG TST持ちで、しかも「今日の13時にARG代表がHamburg空港に到着するらしい」との情報が! どうせ予定も無いので、ホテルに戻ってValencia With AIMARユニに着替えて空港へ。途中、ArgentinaサポとAIMARユニをきっかけとした交流もありつつ12:30に空港到着。

しかし空港はターミナルが距離はあまり無いものの二つ並行して存在しており、どっちから出てくるかがわからない。そして、どちらのターミナルの出口にもプレスもいないし、コーチもない。

結局、14:00までRedsユニの人と待ってみたが全然来そうな気配が無かったため、撤退。Hauptbahnhofまで戻って、昼飯。

[Weltmeistarschaft] 昼飯

昼飯はHauptbahnhof前のSchifferborseで七面鳥のカレーソースがけとビール。七面鳥〜は、辛くないカレー。むしろ甘い。マンゴチャツネがバリバリに入ってるのだが、これはこれで美味い。ビールはAlsterwasserという地ビールっぽいものを頼んでみたのだが、ビールといよりもサイダーみたいな感じ。いきなり飲んだら面食らってしまった。

[Weltmeistarschaft] Quarufy Round Group A Germany v Costa Rica

空港に行くときにSt.Pauli駅前がパブリックビューイングの会場になっていたのに気づいた。旅行前はPVに行く予定を全く立ててなかったので、ホテル至近に会場があったのは嬉しい誤算。16:00に昼飯を食い終わり、ホテルまで戻ろうとすると電車の中はPVに向かうドイツサポで一杯! みんな壜からビールを飲んでるわ、チアホーンは鳴らすわ、大声で歌い始めるわで迷惑極まりない事甚だしいが、こんなのは序の口ということは、後で分かった。

「れーまん」ユニに着替えてPV会場に突撃。試合1時間前だけあって、凄い人数のドイツサポが集まっていた。他国サポも少数ではあるがチラホラと固まっている。開幕セレモニーを観ようと思っていたのだが、Hamburg会場独自イベントを行っていて結局観られずじまい。

試合は詳細は省くが4-2でGERの圧勝。LAHNが目立ちまくってたな。得点が入るたびに、地鳴りのような叫び声が会場全体に響きまくり。やはり飲み屋よりもPVの方が観客の一体感の規模が違いますな。

[Weltmeistarschaft] Riot

試合後、ドイツサポはReeperbahnに流れ込んで酒を飲みつつ大騒ぎしながら練り歩きをはじめる。まるで1回勝っただけで優勝したかのような大騒ぎ。警察官も笑いながら壁を作って警備をしていた。もう付近の車の交通は完全に麻痺。ゴミは散らかるは壜は割れて散乱してるわで、街は荒れ放題。もう暴動一歩手前っつー感じですな。

こんな騒乱の中、Reeperbahnのムチムチなオネェチャンたちは通りにきっちり並んでいた。非常にソレと分かりやすい体系&格好なので、ある意味親切設計。

ホテルには22:00ごろ帰還。疲れた。

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2006.6.10 (土)

[Weltmeistarschaft] Hamburg観光

5:30起床。8:30にホテルを出てAlster湖の周辺をウロウロ。街にはやはりArgentinaのユニを着た連中が多い。商店街やRathaus、聖ニコライ教会廃墟を巡る。

昼飯にKonig Pilsnerとなんたらシュニッツェルを食べた。テラスの日向で食べていたので両腕が日焼けしてしまった。その後、今夜の試合の準備のためホテルへ戻る。

[Weltmeistarchaft] Quarify Round Group C Argentina v Cote d'Ivoir

England v Paraguayの前半終了と同時にホテルを出てAOL Arenaへ。YUKOさん達も偶然同じS-Bahnに乗っていてStellingen駅からスタジアムまで同行。

AOL Arenaの前では既にArgentinaのサポータが大騒ぎしていた。少し気後れしていたのだが、意を決して一緒になって飛び跳ねたり、チャントを適当に唄ったりして、一緒に騒いでいた。

「あの」帽子の威力は絶大で、いろいろなプレスに写真を撮られたり、Argentinaと一緒に写真を撮っていた。が、ほとんど相手方のカメラで撮っていたので、手元に残ったのはわずかばかりとなってしまった…。

2時間くらい大騒ぎしたあと、いいかげんに疲れてきたのでスタジアム内部へ。ICカード読取機にチケットをかざすだけで、個人情報とかは表示されていないようだ。大会前のあの錯綜した情報はなんだったのだろう?

座席はゴール裏の前から7番目。試合の最中はずっと座席の上に立って応援。試合後にはいい加減足が死にそうになった。ふくらはぎが酷い筋肉痛になる予感。

試合は2-1でARGの勝利。やっぱりAYALAさんはイィ守りするわ。AYALAさんばっかりにしか目が行ってなかった。驚いたのは終了間際、会場全体が生粋ARGサポ以外全部CIVの応援に回ったこと。DROGUBAのゴールの時なんかARGサポ以外総立ちのスタンディングオベーション。はっきり言ってビビッた。みんなARGを応援していたのにいつのまに!? って感じ。

[Weltmeistarchaft] カメラ壊れた

「Vamos! Vamos! Argentina!!」と跳ねていたらデジカメを落下させてしまい電源が入らなくなってしまった。ということで、試合開始からの画が取れていない。つーか今後どうするよ。現地調達? でも明日日曜だよ!?

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2006.6.11 (日)

[Weltmeistarschaft] Berlin

6:30起床。やはり膝から下が筋肉痛になっている。7:30に宿を出てHauptbahnhofで朝食。

9:07のICE1717Munchen行きに乗り込んで一路Berlinへ。ドイツはスペインと違って、凄い緑が多い。あの赤茶けた大地とはえらい違いだ。途中で窓の外で野原を野鹿が跳ねているのを発見。うーん、メルヘン。

10:45、ほぼ定刻どおりに到着。ICEの車内には速度計が付いており230km/hくらいまで出ていたようだ。まぁソコソコ速いかな。

ベルリンの壁の後を見に行くべくポツダム広場へ。途中でインスタントカメラを購入。ポツダム広場には壁の残骸がぽつんと置いてあった。高さ3m、幅1mくらいだったかな。厚さは上の方が10cm、下の方が20cmといった感じ。15年くらい前までは、これがベルリンを取り囲むようにズラーッと並んでいたんだからなぁ。

その後はブランデンブルク門へ。ブランデンブルク門周りはファンフェスタの会場になっているため、余計な構造物が多くて少し興ざめ。"Fussball Globus"というサッカーボールのお化けみたいな建物の中には、ワールドカップのトロフィーが置いてあった。

Zoo駅に行ってCurryburstとBerliner Pilsnerで昼飯。

普段の日曜日はいわゆるデパートの類も閉まっているのだが、ワールドカップ期間中は特別に14時から開いている。という情報が駅でもらったInformationに書いてあったので、KaDeWeに突撃。目的はもちろん機能壊れたデジカメの代わりを買うため。とりあえず、今持っているメモリースティックをそのまま流用できる機材ということで、またソニーのカメラになってしまった。乾電池が使えない充電池式なのが不便だが、まぁこの際しょうがない。

KaDeWeそばのカフェでBerliner Weisseを飲みつつNED v SCGを観戦。その後は「ベルリン天使の歌」でも出てきた戦勝記念碑へ。そばに駅が無く徒歩で移動するしかないため、筋肉痛の脚にはかなりキツかった。

[Weltmeistarschaft] Hamburg

18:18Berlin Hbf発のICE1002でHamburgへ帰還。しかし何故か(*1)途中で何回も停車してしまい、結局Hamburg Hbfに到着したのが約1時間送れの20:50。21:00からPVでAngola v Portugalを観戦するといオレの野望は脆くも崩れ去ってしまった。しょうがないので駅そばのカフェでコーヒーを飲みつつ前半の最初を観戦し、ハーフタイムの時間を利用して、PV会場へ。この間の開幕戦とは異なり、かなり空いていた。やはりドイツ戦で無ければそんなに人は入らないのかなぁ?

23:00PV終了でホテルに帰還。途中、Portugalサポの写真を撮ったのだが、光量が足りなくてかなり暗め。ちょっと残念。

とりあえず、明日はDusseldorfに移動。15:00のJPN v AUSに間に合えば良いが…。


*1: ドイツ語のアナウンスが分からん
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2006.6.12 (月)

[Weltmeistarschaft] Dusseldorf

6:15起床。9:00出発。荷物は何とか予備のバックを使わずに詰まった。

10:05Hamburg発のICE787が15分ほど遅れて出発。HannoverでCologne行きのICEに乗り換える予定なのだが、乗り換え時間は時刻表によると10分弱。ヤバい。しかしHannoverには5分遅れで定刻より5分遅れで到着。運転手、良くがんばった!

Hannover駅構内をダッシュしてCologne行きのICEに飛び乗って事なきを得た。このICEに乗れないとDusseldorfでAUS v JPNを観られないからねぇ。

Dusseldorf Hbfには14:07に到着。急いでHbf駅そばのホテルにチェックイン。荷物を適当にバラして、ホテルそばのカフェでAUS v JPNをTV観戦。

[Weltmeistarschaft] Quarify Round Group F Austraria v Japan

カフェで日本のユニを来たドイツ人の兄ちゃんと一緒にTV観戦してたのだが、85分ぐらいまでは幸せでしたなぁ…(遠い目)。親善試合のドイツ戦からまるっきり進歩してない。川口は良くやれてたと思うのだが。

こんな試合をやってくれたお陰で、恥ずかしくてドイツを歩けないよ。試合後にAusieサポが前にいたのを発見して道を迂回しちゃったよ。TVを見る限りスタジアムのファンは
試合後に拍手を送っていたけれど、普通なら白いハンカチもんだよね。98年のArgentina戦より屈辱的だ。

[Weltmeistarschaft] 自棄酒 & 自棄食い

そんなこんなで、旧市街のレストランでSpargel(*1)とAlt BierとMoselのWineをUSA v CZEを観つつ自棄酒 & 自棄食い。Spargelはソコソコ美味かったのだが、塩味&バターが利きすぎてて最後の方はうんざりしてしまった。ドイツの料理は基本的に塩辛いような気がする。

その後はホテルに戻ってITA v GHAを観ている内に寝てしまった。


*1: 白アスパラガス
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2006.6.13 (火)

[Weltmeistarschaft] Koln(Cologne)

6:30起床。ITA v GHAを観ている途中で寝落ちしてしまったため、書かずにいた日記を補完。

9:00出発。9:18発のKoln Hbf経由Bonn行きICEが来たので飛び乗って座席で一息ついたらWM Passで乗れないICE-Sprinterだった事が判明。ドアが閉まる前にあわてて飛び降りた。危ねぇ〜。4分後にKoln-Deutz経由Frankfurt行きのICEが来てくれたので、こんどはSprinterじゃあ無いことを調べた上で乗った。

20分ほどでKoln-Deutz着。Koln HbfとはRhein側を挟んだ真向かいの位置にある。大聖堂も川越しに見える。S-Bahnに乗って、さほど時間は掛からずに無事にKoln Hbfに到着。

[Weltmeisterschaft] Dom

Kolnといえば大聖堂"Dom"。こてこてのゴシック様式の建物だ。塔の上まで上れるのだが、160m弱を歩いて上らなくてはいけない。おそらく普通の建物の30階分くらいあるんじゃなかろうか? 朝イチで上ってよかった。いろいろ動き回った後では、とてもじゃないが脚が持たない。

[Weltmeisterschat] Schokoladen Museum

大聖堂の次はチョコレート博物館"Schokoladen Museum"へ。しかし南へ歩いていたつもりが、いつの間にやら西に歩いていたようで変なショッピング街に着いてしまった。しょうがないので、カフェに入ってコーヒーとApfelstreuselkuchen(*1)で一休み。8cm x 12cmぐらいあるKuchenでなかなか食いでがあった。気を取り直して、方向を確かめて再出発。Rhein川に沿って南下してようやくたどり着けた。

内部は基本的にチョコレートのできる過程の機械(*2)やカカオの説明やらの歴史やらの展示。イングランドの小学生の団体が見学していた。何故イングランドかというと、フェイスペインティングをしていたり、イングランド旗を身体に巻いていたりしていたから。W杯期間中はどこの国の人かというのが非常に分かりやすい。スタジアムでは、オレみたいに違う国のユニを着ている人もいたりするのだが、普段から違う国の格好をしている人はあまりいないからねぇ。

ちょうど良いので事務所の人々への土産物も購入。これでMainzへの移動の際はスーツケースだけでは入りきらないな。

このままチョコレートを持って歩き続けると溶ける事必至のため、駅まで戻ってコインロッカーに保管。

[Weltmeisterschat] 昼飯

昼飯はKolsch Bierと牛肉のワイン煮。Kolschはコップが小さい(200ml)なので3杯も飲んでしまった。基本的に1日あたり1lはビールを飲んでいるような気がするので、今日は控えめで。

昼飯のあとは、オーデコロン(Oau de Cologne)発祥?の店4711で母親への土産も購入。なんか土産物買ってばかりだな。

[Weltmeisterschat] Quarify Round Group G France v Switzerland

18:00からKolnのPV会場でFRA v SUI観戦。ペットボトルの水を取り上げられてしまった。会場は8:2でFRAサポが多かった。が、熱かったのはSUIサポの方だった。試合自体は両者とも決定機に乏しく、0-0で引き分け。SUIのハンドが認めてられればねぇ〜。つーことで消化不良の状態で終了。

駅に着いたら8:12発のICEがホームに付いていたので、良く確認せずに飛び乗る。ちゃんとDusseldolf Hbfに着いた。とりあえず飛び乗る癖はやめて置いた方が良いかも。

[Weltmeisterschat] Quarify Round Group F Brazil v Croatia

ホテルでTV観戦。Croatiaサポの乱入や発炎筒とか、いい試合が台無しですな。日曜日のJPN v CROもどうなることやら。


*1: アップルケーキ
*2: 実際に作っている!
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2006.6.14 (水)

[Weltmeistarschaft] Dusseldorf散策

7:30起床。9:00ホテルを出発。今日の午前中はDusseldorfを散策。Graf-Adlf-Str.をRhein方面に向かい、ショッピング街のKoを北上しHofgartenへ。

Hofgartenはいわゆる公園で中央に池もあり水鳥も泳いでいる。驚いたことに、人間が寄っていっても鴨とか白鳥とかの水鳥が全然逃げない。白鳥の子供もちょっと手を伸ばせば触れられる位置まで近づいてきえている。日本では見られない光景だ。

その後は旧市街に行ってAlt Bierを3杯飲み、デパートの食料品売り場で飲料水を買ってホテルに戻った。

[Weltmeistarschaft] Dortmunt

ホテルに戻って、今夜のGER v POL観戦の準備。「れーまん」ユニを着てDortmuntへ突撃。Dortmuntへ向かうICEの車内はドイツのユニを着た人であふれていた。到着後、中央通りは「Deutchland〜! Deutchland〜! 」とチャントを歌う人、旗を振り回す人、ポーランドのコールを行っている人、ごった返していて、本当にお祭りカオス状態。

途中フェイスペインティングをやっているおばさんがいたので、顔を1/4くらい覆うペインティングをしてもらう。

[Weltmeistarschaft] Quarify Round Group A Germany v Poland

前回のARG v CIVのような盛り上がりを期待して、4時間前にスタジアム前に到着。が、ドイツ人いなさ過ぎ!&おとなし過ぎ!! 失意の元にしゃがんで開門をボケッと待っていたら、ドイツTSTを持つ日本人二人連れに出会って、今までのお互いの行動やAUS v JPNの話などをしながら開門待ち。二人によると開幕戦の時の試合前の騒ぎっぷりは尋常じゃなかったらしい。

開門は試合開始3時間前の18時。とりあえず自分の席を確認すると、Westfalen名物・ゴール裏立見席の上段だった。噂どおりスゴい傾斜だ。Mestllaの3階席とどっちがスゴいのかしらん。Mestallaはいつもゴール裏2階席だから比較できん。

開門前はおとなしかった観客も試合になると狂ったように大騒ぎ。立見席といっても一応座席は付いているのだが、やはり全員立って応援。また45分 x 2立って観戦なのか…。隣の5人組の兄ちゃんたちに背中の「れーまん」の意味を聞かれたので「LEHMANN」と答えたら微妙な顔をされてしまった。やっぱりドイツではLEHMANNは微妙なのか。国歌の時には強引に肩組まれて、右に左に揺らさたり。

試合はドイツが一方的に押しまくっていたのだが、ポーランドの引き気味ディフェンスのを崩すことが全然できず、狭いスペースにボールを通そうとして防がれるといった事の繰り返しで、ドイツ人のフラストレーションは溜まる一方。レッドカードでポーランドが一人減っても状況はまったく変わらず。このまま0-0だな〜、と誰もが思ったロスタイム、NEUVILLEが右からのクロスを押し込んで1-0! Westfalenは歓喜・歓喜・歓喜の渦! 「話が出来過ぎているッッ!!」と思うくらい劇的な幕切れ。ドイツ人たちは試合が終わっても15分以上そのままスタジアム内で歌いまくっていた。いやぁ、この試合取れて良かったわ。

[misc] 歯が折れた

Dortmunt Hbfに戻ってくるとちょうど雨が降り始めてきた。Dusseldorf行きのICEがちょうど遅れて到着してきたので飛び乗る。オレはICEにも乗れるパスを買っていたから早めに飛び乗ったおかげで座れたのだが、明らかにICEの乗車券を買ってない人たちも乗り込んできていて車内はすし詰め状態となっていた。1:00にホテルに到着。思ったより早かった。

ホテルに戻って柿ピーを食べていると、突然左上の奥から3番目の歯が抜け折れてしまった。信じられん。とりあえず血も出ておらず、そんなに痛みはないのだが、違和感ありまくり。どうしようかねぇ。帰国まで1週間以上あるのに…。

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2006.6.15 (木)

[Weltmeistarschaft] Aachen観光

7:30起床。起きてもやはり歯は無い。若干腫れているような気がする。今日ばかりは飲酒を控えよう。

9:10出発。今日はFroleichnam(*1)という祝日のため店とかも空いてないので、ホテルでおとなしく休息してようかと思ったが、気が滅入るだけなので動くことにした。近場で面白そうなところは無いかとガイドブックをめくったらAachenというベルギー国境近くの街に大聖堂があるようなので、ICEでKolnまで行き、快速列車に乗り換えて11:30ごろ到着。

駅から15分ほど歩いて大聖堂へ。しかし今日がキリスト教関係の祝日だと言うことをすっかり忘れていた。檀家(*2)イベントの関係で大聖堂の中には入れない。しょうがないので、周りをぐるっと回っただけ。

広場のベンチでボケーッとしていたら、隣のドイツ人のおばさんから話し掛けられて世間話。といっても、30%ぐらいしか理解できない&喋れないのだが。おばさんは何を勘違いしたのか「あなたのお父さんはリッチなのねぇ」とか言ってたのだが、オレの語学力では誤解を正せなかった…。

[Weltmeistarschaft] Koblenz観光

なんだかんだでKolnに戻ってきたのは14:00過ぎ。さてどうしよう。とりあえずZICOをぶん殴りにBonnへ行くか。とも思ったが、プラス30分間ICEに乗ればKoblenzまで行くことができる。KoblenzはRhein川とMozel川が繋がる都市で、Mainzを拠点にしてたときに行こうと思ってた所だ。それなら、ということでKoblenzへ行くことに決定。

Koblenzには16:10ごろ到着。川の重なる場所Deutches Eckまで行ったら30分も掛かってしまった。歯が折れた関係なのか頭がボーっとするような気もするし。Deutches Eckでは、WM関係のイベントをやっていて入れない場所が多くてガックリ。でも40分ぐらいボケーッとしつつ写真を取りまくってた。

帰りはバスを使ってHbfへ戻る。バスだと1.55Euroかかるけど10分弱。18:12発のECでDusseldorfまで帰還。

途中、Kolnから乗ってきたオランダ人のPhillipが向かいの席に座ったのでDusseldorfまで、サッカーの話とか、オレの仕事の話とか、聞いている音楽の話とか、Phillipを日本語で書くとどうなるかとかを英語で喋っていたのだが、やはり30%ぐらいしか理解できない&通じない。相手もやや英語が怪しいが、オレなんかよりは全然出来てる。話しているうちにDusseldorfについてしまったので、お互いにメールアドレスを交換して分かれた。

本来ならENG v TRIを15分だけTVで観られる予定だったのだが、電車が30分遅れた関係で観られずじまい。結果はECの車掌のアナウンスで知った。

明日はARG v SCG。酒飲めるかなぁ。


*1: 聖体節
*2: とは言わないか
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2006.6.16 (金)

[Weltmeistarschaft] Quarify Round Group C Argentina v Serbia Montenego

8:00起床。8:45出発。ICEでEssenまで行って各駅停車に乗り継いでGersenkirchenまで。到着したのが10:00ちょい過ぎとまだ早く、この時はあまり人出は無かった。

遅めの朝食を食べて、路面電車に乗ってスタジアムまで。スタジアム周辺も、人手がチラホラといる感じであまり盛り上がってない。メインのサポーター集団はバスで移動しているのでしょうがないと言えばしょうがないのだが。

しょうがないので、ウロウロしているとArgentinaのTV局に3回ほど捕まってインタビューを受けてしまった。やっぱり質問で出てくるのは「何故アルゼンチンを応援しているのか」「何故AYALAさんなんだ」とか。普通日本人がFanaticにArgentinaを応援したりしない内もんな。Argentinaの応援歌もソロで歌わされたり(*1)。日本のTVで放送されることは無いと思えばこそ、はっちゃけられるてなもんだ。

試合はArgentinaの一方的な展開で、もうスタンドはお祭り状態。最終的には6-0という虐殺スコア。Serbiaって欧州予選完封じゃなかったけか?

あの帽子にも「6-0」と記して試合終了後、Argentinaの応援席の中心まで歩いていくと、Argentinaから「Una foto!」と声が掛かる掛かる。神聖モテモテ王国状態。何枚写真を撮ったかわからんのじゃよ〜。でも、試合後日本人でArgentinaと一緒にお祭り状態だったのは、オレ、YUKOさん、AKIRAさん(*2)の3人。オレの座席の周りには日本人が何人もいたのだが、試合終了後はさっさと帰ってしまった。もったいない。

一通り騒いで酸欠状態になった後は、Gelsenkirchen Hbfまで戻ってYUKOさんたちとカフェで一休み。カフェのかわいいウェイトレスのお姉さんと写真を撮ったりして勝手に盛り上がっていた。このウェイトレスのお姉さんは、かわいい・スゲェ働く・写真をお願いしたら少し照れ気味! 3拍子そろったお姉さんで非常に良かった。この旅行のなかで見た女の人で1本の指に入る感じ。結局ビール3杯(*3)も空けてしまった。

Dusseldorf帰還は23:30。いやぁ、もう旅程の半分を過ぎたんだなぁと思うと少し憂鬱気味。

明日はMainzへ移動。


*1: 隣のArgentinaのおっちゃんに教えてもらいつつ歌ってた
*2: YUKOさんの旦那
*3: 1.2リットル
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2006.6.17 (土)

[Weltmeistarschaft] Mainz

7:40起床。今日はMainzへの移動日なので、ひたすら荷物を詰め込みまくり。

10:00ホテルを出発。10:51のICでMainzへ。予約していたのはRhein川とは反対側の座席だったのだが、座席が空いていたのでRhein川側の席に移動。Bonnから1時間ほどRhein川の景勝を楽しんだ。噂のLowreleyはただの岩山が一瞬見えたという感じで、あまり感動が無かったなぁ。船に乗ってたらまた違ってたののかしらん。

Mainzには13:11に到着。ホテルについて早速荷解きをしてから、Rhein川 → Dom見学 →グーテンベルグ博物館見学。

その後は、WeinhausにてRheingauの白ワイン2杯と生ハムのサンドイッチを堪能。やや辛口だが美味い。10.20Euro。メニューから飲んだ白ワインの銘柄をメモしてたら、店員のお姉さんに「なんでメモしてんの?」と聞かれてしまった。怪しい行動だったのかしらん。ワイン2杯(約500ml)で結構フラフラになってしまったので、飲料水を査収しつつホテルに戻って一休みと思ったら2時間ほど寝てしまった。おかげで、Czech v Ghanaを見逃してしてしまう始末。しかもCzech負けてるし。

[Weltmeistarschaft] Quarify Round Group E Italy v USA

旧市街まで戻って飲み屋でITA v USAを観戦。USAは本当に0-3でCzechに負けたのかと思うくらいいいサッカーをしていた。高い位置からプレスを掛けていて、ITAにボールを回させない。ITAは苦し紛れにロングボールを出すしか無いという状況。おいおい、こりゃUSA勝っちゃうよ!? と思っていたら退場者が3人も出てしまう試合展開となり、一気に詰まらなくなってしまった。結局1-1の引き分けでGroup Eはどこが上がってもおかしくない。これは22日の最終節が楽しみだ。

飲み屋ではApfelwein(*1)を3杯とマッシュルームオムレツを頼んで10.30Euro。Apfelweinは水みたいな感じで何杯でもイけそうな感じだが、調子に乗ってるとヤバそうな酒だ。

23:20、そろそろ周囲が暗くなって来たころにホテルに帰還。

明日はNurenbergでJPN v CRO観戦。8:40の電車を押さえているが7:40の電車で行くべきかなぁ。起きられるかどうかが問題だ。


*1: リンゴ酒。Cidraの炭酸無し
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2006.6.18 (日)

[Weltmeistarschaft] Quarify Round Group F Japan v Croatia

6:15起床。7:00出発。7:40発のMainzからNurembergへの直行便の座席予約が取れれば、その列車で行こうと思っていたのだが、自販機に"No Imposible!"と言われてしまったので、WWWで予約してあったFrankfurt空港駅乗り換え便でNurembergへ。

Frankfurt空港駅で乗り換えたICEは予想通り日本人で一杯。しかし、外国人と違って日本人のサポータは家族連れが多い。したがって、電車内で酒飲んで大騒ぎというような状況も発生せず。マナー的には良いことなんだが、なんかもの足りないな〜。

Nurembergには11:30ごろ到着。S-Bahnに乗り換えてスタジアムへ。試合会場付近には12:00ごろ到着。荷物&ボディチェックがいままでで一番厳しかったのには驚いた。メガネケースの中身まであけて確認する徹底ぶり。座席はクロアチアサポータのど真ん中! だったのだが、他のクロアチアサポータから「バックスタンドの席を取り替えてくれ」と言われたので承諾。ジンバブエサッカー協会枠名義だったがちゃんと座れた。まぁ、スタジアム内に入った上での交換だからね。

試合は0-0で終了。日本のTV局への配慮なのか知らないが、この暑い中、屋根無しスタで15時試合開始という設定に疑問がある。日本も走れなかったが、クロアチアも相当バテていた。

日本はバックパス多すぎ、FWがシュート打たなさすぎ、走らなさすぎと勝つ要素がまるで感じられなかった。よく負けなかったなというのが正直な感想。ロスタイムでボールを奪って最後のチャンスの際に、全然前に上がっていかないんじゃあ、90分間応援していたサポータもやってられんよ。

試合後は、Nurembergの街中まで出てニュルンベルガーソーセージとDunkelビール。ソーセージの付け合せのザワークラウトの酢が効きすぎ&大量でちょっと食傷気味。Brazil v Austrariaを観ながら食べてたのだが、帰りの電車の関係で後半始まる直前で店を後にしなくてはならなかったのは残念。

Nuremberg19:35発のECでMainzに戻ってきたのが22:30。車内は疲れ切った日本人サポータで溢れていた。みんなFrankfurtまで爆睡状態。

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2006.6.19 (月)

[Weltmeistarschaft] Frankfurt

8:00起床。9:00出発。昨晩、雨が降ったようで地面が濡れている。と思っていたら、Mainz Hbfに着いたら突然雨がザーザー降ってきた。

10:00Frankfurt空港駅到着。荷物預かり所の場所の調査。帰国便は21:05発なので、荷物を預けてFrankfurtでウロウロしていようという魂胆なのだ。

11:00Frankfurt Hbf着。とりあえず買い物。スポーツ用品店で、Tモバ、ゲロ水、コフィディスの帽子を見つけたので、思わず買ってしまった。エウスカルテルやディスカバリーもあればなぁ。

そして昼飯。Apfelwein x2とハンバーグ、カリフラワー&フレンチフライ。

[Weltmeistarschaft] 温泉

Frankfurtから1時間ほど掛けてWiesbadenまで行き、kaiser-Frifrich-Thermeと言う温泉へ。温泉と言うよりはスーパー銭湯のような施設と言ったほうが適切かもしれない。バスタオルも貸し出してくれるので、手ぶらで行ってもなんとかなる。地元人はバスタオルやバスローブ持参で来ていた。ホテルはシャワーばかりでバスタブが無いので、久々にお湯に肩まで浸かれて幸せ。

この温泉は基本的には混浴なのだが、客は大半が年寄り。一人だけ20代とみられる若い娘もいた。でも浴槽で背泳ぎされた時には、こっちが困ってしまった。

2時間ほどサウナと風呂を堪能して、Mainzまで帰還。

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2006.6.20 (火)

[Weltmeistarschaft] Rhein川下り

6:15起床。8:00出発。Mainz8:45発の川下り船に乗ってSt.Goarshausenへ。28.80Euro。当初はKoblenzまで行く予定だったのが、Koblenzには先日既に行ったのと着くのが14:00過ぎなので、Rudesheimに到着するのが遅くなってしまう。の二つの理由で、手前のSt.Goarshausenで下船というわけだ。これならSt.Goarshausen12:05着でRudesheimには13:00過ぎには着くだろう。

船は風を切って走るので、最初のころはTシャツ一枚で震えていたのだが、日が出てくるにしたがってようやく暖かくなってきて助かった。よくよく考えれば必然的に向かい風が強くなるよな。暖かくなってきたころ、Rheingauのブドウ畑を見ながら白ワインで一杯。朝10時から飲む酒はサイコーですな。

当初はガラガラだった船内も、各地に停泊するに従ってだんだん人が増えてくる。特にRudesheimに停泊した時には、日本のツアー客が5組くらい乗り込んで来て結構げんなり。アナウンスも日本語で流れ始めだしたし。どことつるんでるのか知らないが、船内ワイン試飲会なるものまで始まった。しかも降りるのはオレと一緒のSt.Goarshausen。彼らは停泊所に横付けしてあるバスに乗ってどっか行ってしまった。毎度の事ながらツアー客は何が楽しくて旅行をしているのかが謎だ。彼らとは一生分かり合えない気がする。

おそらく遠足で乗ってきたドイツの小学生がWM出場選手のカードシールを専用ノートに貼り付けていたのを眺めてると大黒や遠藤のカードが出てきたので「オオグロ〜」「エンド〜」とか言ってたわむれていた。専用ノートに鈴木師匠も貼ってあったのだが、それは華麗にスルーしておいた。つーか召集されて無いよね?

St.Goarshausenで降りたらInformationに寄って地図を貰って一目散にHbfへ。時刻表を見たら20分後の列車だったので、駅前のケバプ屋でケバプを買って待合室で食べていた。Rudesheimまでは電車で30分。船だと2時間掛かるのに電車だと30分か〜。

[Weltmeistarschaft] Rudesheim

Rudesheimにも日本人ツアー客が多かった…。とりあえずDrosselgasse(*1)で生演奏を聞きながら白ワインを一杯。銘柄を選べるかと思ったらdry、midium、sweetの3種類からしか選べなかった。残念。

飲んだ後はゴンドラに乗って高台へ。高台からはRudesheimの街と、Rhein川、そして対岸のBingenの街が一望できる。このころから若干小雨が降ってきた。この高台で遠足の小学生と再会。

下界に下りた頃には雨は本降りに。雨宿りがてら地元の蔵直営のワイン屋に入ってワインを2本購入。ちゃんとお願いして試飲もさせてもらった。この時点であまり帰りの荷物の事は考えて無い。

対岸への渡し舟に乗ってBingenへ。Bingenからの方がMainzまで早いかなと思っていたのだが、渡し舟乗り場で15分ぐらい待って、船着き場から徒歩でBingen Hbfまで20分ほど掛かってしまった。BingenからMainzまでは30分ほどなんだけどね〜。ということでMainzには17:30頃到着。駅前のカフェでECU v GERを確認したところ0-3だった。虐殺気味ですな。

[Weltmeistarschaft] Quarify Round Group B Sweden v England

Domそばのレストラン兼飲み屋のテラスで飯を食べた後、店内に移ってSWE v ENGを観戦。前半はJoe COLE劇場で大変楽しかったのだが、SWEに追いつかれてからのENGのサッカーは完全に引きこもり&放り込みになってしまい一気に詰まらなくなってしまった。

OWENのアレは下手すると折れているような気がするがどうなんだろう?

[vino] 購入vino
  • Peter Ohlig Rudesheimer Bischofsberg Riesling Spatlese 2003 (Wiess) 6.90Euro
  • Peter Ohlig Rudesheimer Bischofsberg Riesling Spatlese 2004 (Wiess) 7.50Euro

*1: つぐみ横丁
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2006.6.21 (水)

[Weltmeistarschaft] Frankfurt

7:15起床。9:00出発。とうとう(実質上の)最終日。21時の試合まですることが無いので、とりあえずFrankfurtで土産漁り。Stadium駅には朝10時前の段階で、オランダサポがいるのを発見した。試合の11時間前にスタジアムにいてどうする気だ?

Frankfurtにはオランダサポが溢れていた。正確にはそんなにいないのかもしれないが、あのオレンジ色のユニは目立つ&圧迫感がある。そしてそこかしこでアルヘンサポと応援合戦が始まっていた。やっぱ、こうでないとなぁ。

[Weltmeistarschaft] Quarify Round Group C NEDERLAND v ARGENTINA

13時ころMainzに戻って、アルヘンユニに着替えて再びFrankfurtへ。飲み屋でApfelweinを一杯引っ掛けてから、Hauptbahnhofへ。どうしても2週間ぶりに米が食いたくなってしまい、アジア料理のインビスでタイ風カレーを注文。案外美味かった。スペインだとPaelllaがあるから米には困らないんだがなぁ。

Hbfで会った日本人は今日のNED v ARGのダフ相場が650〜700Euroとか言っていた。サッカーってそんな大金払って観るようなもんかねぇ? 前々から準備 & 努力さえすれば50EuroでCAT3取れたのにねぇ。

Tramに乗ってスタジアムへ。スタジアム前では、前回のセルビア・モンテネグロ戦で会ったアルヘンサポから"AYALA! AYALA!"と声を掛けられる。「お前はどこの席なんだ?」「日本のどこに住んでるんだ?」「何歳だ? 21歳か?」「30? ならあそこのchicaはどうだ?」とか好き放題質問されまくり。スタジアムに入ってからも色んな人から「6-0の帽子のヤツだ」と握手&ハグ祭り。TSTだと席が固まっているから、こういう再会も楽しい。

試合はアルヘンが押しまくっていたものの0-0の同点。RIQUELMEの惜しいシュートが一本あったんだがキーパーに阻まれてしまった。アルゼンチンの守備のターンになるといつものようにAYALAさんばかり見てたんだけど、本当に安定していて上手いわ。まずミスが無い。日本代表の国のDFとは大違いだ。AYALAさんが引退したら、ValenciaとArgentina代表のディフェンスはどうなってしまうんだろう? スゲェ心配だ。

[Weltmeistarschaft] 宴の後

試合後「今日は0-0だから、この間のような大騒ぎはしないかなぁ」と思っていたら、あにはからんや応援団中心部で「Vamos、Vamo〜s! Argenti〜na〜!」と始まった。今日は得点帽子を出すタイミングは無かったのだが、ベスト16の相手Mexicoに国旗を差し替え得点を「3-0」にしていたら、前回同様また周りから写真攻め。

この帽子も、帰国時の荷物になる&帰国してもどうせ使わないので、アルヘンの子供か女の人に上げようかなぁ〜と周りを物色してたら、ちょうどいい女の人発見。アルゼンチン人であることを確認してから「Regalo!」と帽子と差し替え用の国旗一式を渡したら大変喜ばれてチークキスまでされてしまった。もう、これだけでプレゼントした甲斐がありましたな。子供に上げなくて良かった。オレは明日で帰国するが、あの帽子はオレの魂と共にこの大会中ずっとアルゼンチン代表を応援していくだろう。

その後もずっと「Vamos、Vamo〜s! Argenti〜na〜!」は続き、オレらは23:30ごろ退散したんだけど、いつまでやってたんだろう? 本音を言えばずっと参加していたかったんだけどねぇ。Mainzに帰れなくなってしまうからな。

Frankfurt Hbf0:23発の電車にのって1:00過ぎにMainz着。荷物のパッキングは明日に任せてシャワーを浴びて速攻で寝た。

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2006.6.22 (木)

[Weltmeistarschaft] 帰国準備

7:30起床。シャワーを浴びた後、荷物のパッキングに取り掛かる。なんだかんだで9:00ぐらいまで掛かる。パッキング作業でまた汗をかいてしまった。

10:00出発。Mainz Hbfのコインロッカーが運良く空いていたので利用。Frankfurtで最終的な土産物を購入。

再びMainzまで戻って、最後のワイン三昧。小説を読みつつ白ワインを飲む至福の午後。小一時間ほどのんびりして、Mainzを出発。Frankfurt空港へ。

[Weltmeistarschaft] Quarify round Group E ITALY v CZECH REPUBLIC

空港駅構内のPVでITA V CZE観戦。が、前半はパイプ椅子に座ったまま眠りこけてしまった…。後半は気を取り直して起きて観ていたが、ITAが2点目を獲ったところで席を立ち空港内へ。

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2006.6.23 (金)

[Weltmeistarschaft] 帰国

21:05発のJL408で成田へ。機内ではCAが「前半終わって1-1です〜」と、BRA v JPNの試合経過を伝えていたが、そのまま眠りこけてしまい結果は分からず。つーか、11時間のフライトのうち9時間くらい寝てたしな。

降機する時に、CAさんに結果を聞いたら「4-1で日本が負けました」とのこと。負けたのは予想通りだが、4点も獲られるってどういうことよ?

自宅には18時頃帰還。そのまま朝6時まで寝られず。

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2006.6.24 (土)

[misc] 歯医者

14日に折れた歯の治療で歯医者へ。

歯が抜けた訳では無く、歯のアタマが完全に折れているということで、いきなり麻酔を打たれて神経を抜かれてしまった。麻酔が切れる頃になって痛みが走り、こんなことなら歯医者行かないほうが痛まなかったなぁ、などと思ってみたり。

8年ぶりくらいに歯医者に言ったんだけど、いろいろとIT化されてて驚いた。まぁ、当然といえば当然なんだろうけどねぇ。

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2006.6.25 (日)

[K-ba] 宝塚記念

私の夢はファストタテヤマです。京都外回り、雨、先行馬多数、土曜メインは外差しが届く、人気薄と見事なまでに要因は揃った。

つーことで、ファストタテヤマの単複とファストタテヤマ=ディープインパクトの馬連とファストタテヤマからリンカーン、サクラセンチュリー、トウカイカムカム、ハットトリックへのワイド流し(*1)勝負でハズレ。

まぁ、ディープインパクトはモノが違ったということで。

[Weltmeistarschat] 日本とドイツの温度差

本日は彼女君に土産物を渡すべく渋谷まで出かけたのだが、W杯開催中の雰囲気が全く感じられなくて驚いた。自国開催では無い上に代表も負けてしまったので、当然といえば当然なのかもしれないが、それでも3日前までドイツにいた身としてはギャップに驚かされる。Frankfurtにいた日本人は8割方日本のユニを着ていたのに、渋谷では一人も見かけなかった。ドイツでのアレは夢だったのでは無いかとさえ思えてくる。

TVや新聞もW杯が終わる前から「オシムジャパン」一色。「オシムジャパン」はファンが理想や洒落で言うのなら分かるが、本気で言ってるのならアホとしか言いようが無い。オシムに指揮を取ってもらう前に、日本はまだ山ほどやることが有るんじゃないのかい? 少なくとも現地であの酷い試合を見た人間としては監督がオシムに変わるくらいで、世界とマトモに90分間戦えるようになるとは到底思えないよ。

[misc] 髪切ってた

昨日の歯医者の帰りに髪を切った。かなりバッサリと、SAVIORAぐらい切った。

[Weltmeistarschaft] 写真追加

ドイツ旅行の日記に写真とかを追加。

[Weltmeistarschaft] Round16 ARGENTINA v MEXICO

朝4時前から起きて観戦。ハッキリ言ってMEXICOの方が良い動きをしていた気がする。どっちが勝ってもおかしくない試合だった。HEINZEは赤紙もらわなくて良かったねぇ。それにしても相変わらずAYALAさんはエゲつなくて良い。

これで次はDeutschlandかぁ〜。ここさえ越えれば優勝が見える!

[book] 購入本

*1: ここらへん弱気
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