今日はLiga Espanolaを「Jskyで」観るために休みを取っていた(泣)。

平日なため虎ノ門のスペイン政府観光局[spaintour.com]に行って資料集め。あんまり大した資料は得られなかった。

その後、良い機会なので六本木ヒルズへ徒歩へ移動。赤坂近辺は土地鑑が無いため、距離感とか方向感覚を掴めるように徒歩で移動。「なんか警官がいっぱいいるなぁ」と思ったらアメリカ大使館だったり、「やっと着いたぁ」と思ったら赤坂アークヒルズだったりと紆余曲折しながら到着。

しかし平日にもかかわらず、この混み様はなんなんだ…。休日はコレより混んでいるというのか。

基本的に洋服屋とかアクセサリー屋が主でレストランが副といった感じなので、オレ的にはまったく用が無い場所だなぁ。歩き疲れたので、近場のアイリッシュパブで昼間からGuinnessを飲みながら、査収してきたスペイン資料を査読。昼間から酒を飲むのはダメ人間の証拠なのだが、カフェが混んでるからしょうがないのだ。

家からは、先日予約したホテル２件にリコンファームのメールを送る^(*1)。2件は予約が確定してるものの初日泊まる予定のホテルからまだメールが返ってこない。まぁ、明日には返ってくる…だろう。

どうやら地上波TVのニュースではLiga Espanolaは完全に無視している感じだな。ニュースステーション、そしてすぽるとですら一言もLigaの話題を出さないとは…。

合掌。追悼として「狼よさらば(Death Wish)」シリーズのDVD化希望。これで「荒野の7人」の内、まだ存命なのはナポレオン・ソロことRobert VAUGHN、ただ一人となってしまった…。

気が付いたらBarcelonaでの行動の事前調査を全然していなかった…。

手始めにCampNouでの前売りチケットの買い方を調べる。まぁ最悪ダフ屋という手はあるのだろうが、なるべく安全に正規の値段で買いたい。キックオフ15分前にスタジアムの周りを駆けずり回るのは勘弁願いたいものだ。

あとはMontserratの行き方・帰り方とか時刻表とかを入手。

Barcelona v Sevilla、午前0時5分にキックオフなのは笑った。いくら今週末にEuro2004の予選があるからと言って、こんな時間にキックオフは無いよなぁ。つーか観客帰れるのかよ？ オレが観に行くときはこんなことにならないように祈ろう。

• Esquire 10月号

スペインのパラドール^(*1)特集だったので買ってしまった。やっぱスペイン行ったらパラドールに泊まりたいよねぇ〜。単身旅行だと辛いけど…。Leonのパラドールがイィなぁ。

今日はEUROを買った。現金で500Euro、T/Cで200Euro。両方併せると10万円弱になってしまった。まぁ、一日あたり5,000円と考えると妥当といえば妥当なのかもしれない。でも、結局いろいろとカードで買ってしまい余ってしまう予感。5月にイギリス行ったときも£200余ったしなぁ。

彼女君からはValenciaグッズをいろいろ頼まれてしまう。目覚し時計やら、ユニホームレプリカ^(*1)やら、マスコットの蝙蝠人形やら、ラジオやら。しかし、せっかくオレがAYALAの等身大ポスターを買ってきてあげるといっているにもかかわらず、いらないらしい。魔除けには最適だと思うんだけどなぁ…。

今日は新潟メインの新潟2歳SをPATで勝負。そういえば長いことWINS(or 競馬場)に行ってないなぁ。

新潟2歳Sではウイングレットを軸に、マイネルディマジオ、シャドウファイル、アウトディスタンス、トウカイハッスル、ダイワバンディットへの馬連と、ダイワバンディットを除いた4頭へのワイドを購入。結局、ダイワバンディット→ウイングレットで決まったのだが、3着に人気薄のアウトディスタンスが突っ込んできてため、ワイドも的中。馬連より高いワイドの配当のお陰で久々に黒字収支。

しかし、せっかく調子が出てきたような気がするのに、旅行のため来週から2週間競馬はお休み^(*1)。上手くいかないなぁ。

Italy v Wales、4-0かぁ。Walesはこれで1位抜けは厳しくなってしまったかな？。GermanyもなにげにIcelandに0-0で引き分けていたりするし、11月のプレーオフがかなりアツいことになるかも。

組み合わせ次第では、どっかのスポーツカフェで観戦しようかしらん。

そろそろ荷物を用意しようかなぁ…。と思っていたのだが、夕食後寝てしまい、起きたら0時を回っていた。うへぇ。

よくよく考えたら、サッカー観戦のあと地下鉄で動いているんだろうか？ この間のBarcelona v Sevillaみたいにキックオフが00:05^(*2)なんて時間だったら、それはもう諦めるしかないような気がするのだが、21:00キックオフで23:00に試合終了ってなっても終電過ぎてないんだろうか。試合やるのって大体日曜日だし。

…って思ってたら、次節のValencia v Malagaは19:00キックオフみたい。とりあえずValencia終電の心配はしなくて済みそうだ。

バージョンが上がっている[cds.ne.jp]のは知ってるんだけど、旅行前にイロイロと弄くって嵌まってしまうのが嫌なので、帰国後にバージョンアップすることにする。

今日から荷造り開始。…って出発明日なのに！

昨日は昨日で「送別会」とか言って拉致られてしまい、家に帰ったら即寝してしまったしなぁ。

とりあえず、いろいろ詰めてみたら結構カバンがいっぱいになってしまった。消耗品も結構あるので、帰りは何とかなるかな。

現地からはネットにさえ繋がれば日記を更新する予定。ただし初日はホテルに着くのが夜中の23時ぐらいなので難しそう…。

それでは〜。

6時起床。8時26分横浜発の成田エキスプレスで成田空港へ。すっかり定番となったコースですな。

5月のロンドン旅行同じようにオーバーブッキングでエグゼクティブクラスに格上げを期待したものの、世の中そんなに甘くは無く、エコノミーでAmsterdamま12時間弱の旅。Barcelonaまでの直行便が無いのでとりあえずAmsterdamで乗換えなのだ。機内の映画でマトリックスリローデッドをやっていたのだが、半分寝ながら観ていたこともあって全然話の筋が分からん。終わり方もアレだったし^(*1)。

Amsterdamでは入国審査を行った。実際入国するのはスペインなんだけど、シェンゲン条約を結んでいる国家^(*2)間は国内移動と同様の扱いになるため、最初に入国した国で入国審査を行うわけだ。なので、スペイン旅行なのにオレのパスポートにはオランダのスタンプが押されていたりする。

Amsterdamでイベリア航空の飛行機に乗り換えて、今度こそBarcelonaへ。西側の窓側に座っていたため、夕焼けが非常にきれいに見えた。これはfotolog[fotolog.net]にでも乗っけとこう。隣に座ったアラブ系のオッサンが機内食のハムが食えないとかでフライトアテンダントと一悶着あった事以外は平穏としたフライトで、2時間ほどでBarcelonaのEl Plat空港へ到着。この時、現地時間の21時15分。Baggage Reclaimを通過したものの関税の検査はノーチェック^(*3)だった。

とりあえずホテルへ行かなくてはいけないのだが、夜中＆初めての都市ということなのでタクシーで移動。ラジオではSpain v UkrainaのEURO2004の予選の試合をやっていた。どうやらキックオフしたばっかりのようだ。ラウールとかビセンテ、バラハ、プジョルとか知っている名前ばっかりなのがLiga Espanola欠乏症の身としては非常に嬉しい。Hotel Barcelo Santsまで、チップ込みで15Euro也。

ホテルに着いたら早速TVをつけて、Spain v Ukrainaを観戦。フェルナンド・トーレスが出てるよ〜。しかもPK外してるよ〜。ダメじゃ〜ん。前半カシージャスもファンブルしたボールを押し込まれそうになってたし、これはヤバいか？ と思ったらラウールがゴールゲット! 後半終了間際に1点返されたものの、2-1で勝利。なんとかギリシャにくっついていってるという感じだ。しかしやはりヨーロッパにいると、ヨーロッパのサッカーがライブで見られるのは幸せなことだなぁ^(*4)。

朝6時30分起床。何故か夜中に何回も起きてしまう。日本だとこんなこと無いのになぁ。とりあえず、簡単に朝飯を食べて、ホテルの真下にあるSants駅の様子を見に行く。切符売場が空いているようであれば、そのまま切符を買ってしまおうという計画なのだ。

幸運というべきか、Sants駅の切符売場は空いていた^(*1)。あらかじめメモしておいた紙を見せて往復の切符を予約しようと思ったが、目当てのEuromedの座席はないらしい。しょうがないので11時出発の予定を12時出発のTargoに変更してしまった。ホテルをチェックアウトしたあと、暇なのでカフェでコーヒーを飲みつつ時間をつぶす。

"via 8"という表示が出たので、8番ホームに行って列車が来るのを待つ。しかし、来た列車は9両編成だった…。オレの切符には「11号車の43番座席」って書いてあるのに！ 右往左往してみると、周りの観光客も結構戸惑っている模様。しかし、しばらく待っていたら増設車両があとからやってきた。良かった…。

列車は一路Valenciaへ。L'Aldea-Amposta駅くらいまではずっと地中海の海岸沿いを走り、それ以後はオレンジ畑の中をひたすら走っていく。海岸には海水浴客^(*2)たちがいたが、日本の海岸ほど混んでいるという訳ではなかった。3時間20分ほどでValenciaに到着。予定より5分ぐらい遅れただけだった。

ホテルへは徒歩で移動。外は結構暑いが、日本のように蒸し暑いというわけではない。ホテルでチェックインをすませると、荷物を簡単に整理して買い物へ。まずは食料品の買出しとValeciaのオフィシャルショップでユニホームのレプリカやらを買うためだ。Valenciaのオフィシャルショップでは、ユニはもちろんマフラー、時計、マスコット人形、広報誌、ラジオ、とさまざまなモノを買う。"Nombre, por favol."とユニホームの背中を指差して言うと"誰？"って聞かれたので"21,Aimar"と答えて名前を入れてもらった。しかし彼女君のお土産用のCanizaresのキーパー用ユニは売っていなかった…。

朝8時過ぎにホテルを出発して中央市場、Mercado Centralへ。Mercado Centralでは100件以上の八百屋、肉屋、魚屋、パン屋、etcの店が連ねている。しかし、色々売っているもののキロ単位で〜Euroとか書かれていても買えないよなぁ。トマト1個とかってレベルで売ってくれるんだろうか？ 買い物にくるオバちゃんとかも、スーツケースみたいにでかいカバンを持ってきて詰め込んでるし。

日曜日のチケットの発売が今日の10時からなので、10時になると一路Mestallaへ。Xativa駅からFacultats駅へ。大学の間を通り抜けつつしばらく歩くと右側にでっかいスタジアムが見えてきた。チケット売場Taquillaへ行くとまばらながらも人が集まっていたので、後ろに並ぶ。ゴール裏のGol Sillasを定価の30Euroで購入。チケットはまだまだ余っている感じだったなぁ。勢いでゴール裏を手にしてしまったとは言え、はたしてCasa、Fueraのどっち側なのだろう？ 不安だ。チケット購入後、Mestallaを一周してまた旧市街へ。

帰りはColon駅で下車。El Corte Ingresで飲み物を査収。地下をウロウロしていたら店員の兄ちゃんに声を掛けられたが、言ってる事が良くわからなかった^(*1)。

その後、昼飯を探して北上。途中で。絵葉書やらテレフォンカードを購入。Bar Valenciaという店でMenu del Dia^(*2)に"Paella Valenciana"と言う文字を見つけたのでそれを頼む。あとビールも。鶏肉とそら豆？みたいな豆のパエリヤだった。多少しょっぱい感じがしたが結構旨かった。その店ではMenu del Diaには2皿あって、それぞれ4種類から1皿ずつ選べるようになっているので、2皿目は"Bacalao de la Romana"を頼む。"Bacalao"って単語を聞いたことがあったから頼んでしまったのだが、持っていたガイドで調べてみたら鱈のことだった。魚介類系の様な気がしてはいたのだが、ハズレでなくて良かった。

しかし、こっちの人間は昼飯食べ過ぎ。1皿目のPaellaだって1食分はあるぞ。結局、1時間ぐらいは食べつづけていたような気がする。食後にイチゴのムースがついて、最終的には9.4Euroだった。ビールを飲んで、これだけ食べて9.4Euroなら合格点ですな。

13時から16時ぐらいまでは、こちらの美術館とか観光名所とかは完全に閉めてしまうので、行くところが無い。これだけ日差しが強くて暑ければしょうがないと言えばしょうがないか。駅の温度計はウソかマコトか36度と表示されていた。新聞での予想だと28度って書いてあったのに!!

裸眼で歩くのは非常に辛かったので、街でサングラス^(*3)を買ってしまった。しかし、サングラスを掛けると非常に楽になった。もっと早く買っておけば良かった。

陶芸博物館は、建物の入り口は凄いものの中身はさほどでも無かった。カテドラルは昨日あまり廻れなかったので、再チャレンジ。とりあえず、入ってすぐ左にあるMigueleteに登る。いわゆる塔なのだが、この階段がキツいキツい。街を歩き回った後ではなく、朝一番に来れば良かったかもしれない。しかし、一番上まで来ると街を一望できるすばらしい眺めが！ 午前中行ったMestallaも見えた。

実は今までネット接続を試みようともしていなかった。

なぜなら、今までの旅行^(*1)は夜中にミュージカルを観ていた→今回はそれが無い→暇だ→酒を飲む→眠くなる→「少し仮眠を取ろうか」→気が付くと午前1:00→もう起きて何もやる気がしないので本格的に寝る、というパターンの繰り返しだったのだ。今までのスペイン日記は全て翌朝書いたのだ。

今日は朝の出発時間に余裕があったので、このままではイカンと思い、出発前にネットに接続を試みた。とりあえずは繋がった。課長からメールが届いていた以外は異常なしといったところか。

とりあえずはMuseo de Bellas Artes^(*2)を目指してMetroで行くことにする。昨日と同じようにXavita駅からMetro3号線に乗って途中のBenimaciet駅で4号線に乗り換えるはずなのだが、案内標識は地上へ向かう階段を指している。実は4号線は都電荒川線と同じような軌道を走る電車なのだった…。Metroって書いてあるからてっきり全部地下鉄なものとばかり思っていたよ。

Pont de Fusta駅で下車し、Museoへ。入場料無料。基本的に宗教画がメイン。中庭から2階に上がってすぐの所にある、立体画^(*3)が結構良い。あとは"San Miguel Arcangel"関連の絵がかっこよいかも。でもSan MiguelってSt. Georgeと被るような気がするんだけど、同一人物なのかしらん？ イングランドの国旗風なものも持ってたりするし。

そこから徒歩でTorres de Sellanosを経由しIVAM(Institute Valenciano de Arte Moderno)へ。途中のJardin de Turiaという公園で子供たちがサッカーの練習試合をやっていたのでしばらく観ていた。中には上手い子供がいたりするので、侮れない。家族も周りで色々声を掛けていたりするし、結構本格的なチームなのかも。

IVAMは現代美術を集めているので、なんともコメントしようが無い。もともとオレは現代美術って合わないし。まぁ、基本的にこういうのは考えるモノのではなく感じるモノなので、合わないからと言って毛嫌いする訳ではない。たまに波長がピッタシ合うときもあるしねぇ。

昼飯は昨日食べたのと同じ所で、またPaellaを食す。2皿目は"Carne de Cosido"にした。Carneは肉という事が分かっていたので選んだのだが、出てきたのは蒸し豚のマスタードソース和え&ポテトのガーリック炒めだった。これも量が多い。デザートにはメロンを頼んだら、10切れも出てきた。こんなにメロン食えないよと思いつつも完食。

昼は暇なので、本屋兼CD屋兼DVD屋兼電気屋のFNACへ。FNACはParisにもあったな。スペイン語で書いてある本を買うつもりは毛頭無いのでマンガ売場へ。もちろん、スペイン語版なのだが、日本のマンガも置いてある。しかし、なんか偏ってる気^(*4)がする…。ネタのために買おうかと思ったが、荷物になるので止めた。

その後は、Estacion del Norteで小説読みをし、隣の闘牛場を一周してみたら闘牛博物館を発見。しかし土曜日は14時で閉館とは！ ドアが開いていたので中にいたお姉さんに「入っちゃダメ？」って聞いたら"OK"とのことなので時間外ではあるが見物させてもらった。言ってみるもんだ。中は有名マタドールの衣装やら闘牛の剥製やらが飾られていた。サッカーと時間帯が被ってしまうため、明日の闘牛は観られないけれど多少はカバーできたかな。

宿に戻ってきて、Vuelta A EspanaやらLiga Espanolaのニュース^(*5)を観て時間をつぶす。そして、Real Madrid v Valladolidの時間になったので近所のBarでやってるところが無いか探索に出かける^(*6)。Barはすぐに見つかったので、飛び込んで座席を確保し回りの爺さん、兄さんたちとともにビールを飲みつつ観戦。試合自体はRaulのハットトリックもあり7-2と超大味。途中で帰ろうかと何回も思ったが、日本に帰ったらLigaの試合は観られないと思い、留まった。

観客の爺さん、兄さんたちはほとんど^(*7)がR.Madridファンだったのには驚いた。Anti-R.Madridなオレとしては肩身が狭かったが、Valladolidのファンという訳でもないので、実はどうでも良かったりする。しかし、こんな試合を見せられたら、今年もR.Madrid優勝かなぁという気がしてくるよ。水曜日のEUROの予選といい、Raulキレまくってるもんなぁ…。

そしてホテルに戻ってからSevilla v Deprtivoを観戦。素晴らしい〜。スペイン人はこんな生活を毎週送れているのか。日本でLiveで観るとすると試合は夜中から明け方にかけてにだからなぁ。

Sevilla v Depoltivoが終わった後は、風呂に入り、上がった後はTシャツとかパンツを洗濯。結局、洗濯で汗をかいてしまい風呂に入った意味がなくなってしまった…。

今日は少しゆっくり目に起きて、出発前にいつものように近所のカフェで新聞を読みつつ^(*1)…。と思ったら、いつもの近所のカフェが開いていない！ 日曜日だからなのか？

しょうがないので、別のカフェでCafe con Lecheを飲んでから旧市街の東南にあるMuseo Fallero、火祭り博物館に向けて出発。ガイドブック等にはタクシーやバスで行くと書いてあったが、根性で徒歩で向かった。それでもEstacion del Norteからは30分ぐらいでついた。

入場料を払おうとすると「払わなくていい」と言われた。ひょっとしたら日曜日はタダなのかもしれない。博物館には毎年3月19日の火祭りで1等を取った人形だけが保存されていて、他は全部燃やしてしまうそうだ。もったいないなぁ。ビデオで火祭りの様子を見せてもらったが、凄まじいですな。スペイン３大奇祭の一つと言われるだけはある。花火というより爆弾に近いんじゃないか？ 博物館には最近の"Miss Valencia^(*2)"の肖像画も掛けられていたが、どれもこれも美人さん揃いですなぁ。衣装もメチャメチャ綺麗だし。やっぱり3月にValenciaに来るしかないのか？ でも宿とか取れなさそうだよなぁ…。

その後、道路を挟んで斜向かいにあるLa Ciutatへ。La CiutatはL'Hemisferic(IMAXシアター)、Museo de las Ciencias(科学博物館)、L'Oceanografic(水族館)の複合施設で、今まで旧市街を散策していると、この空間だけ異次元に見える。いろいろと見て回りたかったが時間の関係もあるので、欧州一の水族館と名高いL'Oceanograficだけ行くことにした。

うーん、19.80Euroも取られた割には普通の水族館だったなぁ。日本近海のコーナーでは"Samrai Temple"とか変なキャプション付けられていたり、海女の説明のそばに"Izanagi y Izanami"とか訳の分からないことまで書いてあって何だかなぁ。まぁ、日本人もスペイン人の事をちゃんと理解しているとは思えないからお互い様といえばお互い様なのかもしれないが。

しかしアザラシやペンギンやイルカの人気が高いのは、洋の東西を問わないという事は分かった。

L'Oceanograficをウロウロしていたら14:00ごろになって突然の大雨＆大風が！ 傘はホテルに置いてきてしまっていたのでどうすることもできない。慌てて屋根のある施設にもぐりこみ、濡れたシャツを脱いで雨が止むのを待っていたが止む気配は無い。しかも、徒歩で来たため、帰りの交通機関が分からない＆辺鄙な場所にあるのでタクシーの来る気配もないときたもんだ。

とりあえず、持ってるインフォメーションにバス停を発見したのでバス停へ。都合のいいことにバスはすぐにやってきた。"Para Estacion del Norte?"と聞いたら頷いてくれたので、0.90Euro払って乗り込む。幸い、Estacion del Norteに着いた頃には雨も多少小ぶりになってきた。

駅で彼女君に電話。実は彼女君宛に絵葉書を買って、文面を書いたところまでは良かったが住所をメモしてくるのを忘れてしまったのだ。2年前のParis旅行でもこんなことあったなぁ。

住所を確認した後、ホテルへ戻ってシャワーを浴びて冷えた体を温めつつ、空調の前に乾いた服をかざして乾かす。

本旅行の最大目標とも言うべき、Valencia v Malagaの試合。2時間前にユニホームに着替えマフラー持参で出撃。Mestallaに着く寸前で、Valenciaの選手の到着現場を逃してしまった…。

しばらくウロウロしてから中に入った。Sillas Golということで、ゴール裏の2階席だったのだが、これがバックスタンド側のコーナーの真上の最前列！ かなりいい席だった。Vicenteのコーナーキックも間近で見られたし。ただ目当てのAIMARは、後半からの出場だったのであまり見られなかった。

試合自体は、前半終了間際にフリーキックからMARCHENAが押し込んだのが決勝点となり1-0でValenciaの勝利。ただ、前半の終わりぐらいから審判が大したファウルでは無いのにTarjetaを連発、と思いきやあからさまなファウルにノーホイッスルと言った感じで、観客を含めて荒れまくりだった。後半のロスタイムもあからさまに長すぎるので、観客がスタンドに飛び込んだボールを返さなかったりといった一幕もあった。

終了のホイッスルがなった瞬間に、観客全員が立ち上がりスタジアムの外へと流れていった。この手際の良さはスペイン人とは思えないくらいだ。オレも流れに乗ってFacurtatsからXativaまで地下鉄に乗って帰ってきた。地下鉄はそんなに混んでなかった。みんな車とか徒歩でスタジアムまで来ているんだろうか？

もうValenciaの中で行くべきところは行ってしまったと思われるので、とりあえずいつものように9時過ぎにカフェで新聞を眺めつつCafe con lecheを飲んでから、Mercado Centralへ。今日のMercado Centralの周りでは衣服関係の屋台が並んでいた。月曜日は特別にこういう屋台が立つのかしらん。 ひょっとしたら他の曜日は曜日で、別の種類の屋台が立っているのかもしれないなぁ。

しかし屋台では普通の衣服はもとより、ブラジャーやパンツ等の下着類なんかもそのまま軒先に並べてあるので一瞬ギョッとしてしまう。コッチの女性はデカい乳＆デカい尻が揃っているので、その大きさも半端じゃ無い。街では半分露出気味に歩いていたりなんかするので、巨乳好きにはスペインはたまらない国といえよう。しかしオレに取っては、もうかなり胸焼け気味だったり、たまに貧乳の人を見かけると「ありがとう」と言いたくなってしまいますな。

Mercado Centaralの外の店で革で出来た水袋というかワイン袋^(*1)を購入。どういう機会に使うかどうか分からないけど…。

昨日、彼女君に電話で住所を確認したので土曜日に書いた絵葉書を出しに郵便局へ切手を買いに行く。自動販売機に並んでいたら、前の人の操作を郵便局員の人が代わりに操作をいろいろやってくれていた。ついでにオレのもやってもらった。ホントの事を言うと自分で色々やりたかったのだが、人の親切をムゲにはできない。日本までハガキ1枚0.76Euro也。ガイドブックに乗っていた金額より0.01Euro高かった。

いつも行っていたBar Valenciaが休日なのか閉まっていたため、昼飯を探してさまよい歩く。いつも行っている店だといろいろメニューとかの勝手が分かっているから便利なのに。そしてBar ValenciaのCamareroは男のオレが見ても結構イィ男だったりするので、カッコいい男が好きな男女は是非。まぁ、そのときにそのCamareroがいるかどうかは分からないけどね〜。

結局、Estacion del Norteのそばの歩行者天国にあるBar兼Restranteで昼食。決め手は店先のMenu書きが英語表記付きだったから。よく分からないまま頼んで、変なものが来ても困るしねぇ。しかしこれからはスペイン料理のメニューをよく勉強しておこうと強く思った。

頼んだものは、Paella ValencianaとCalamar de Romana。Paellaはもう3食目だが日本人である事が幸いしてか、米はいくら食べても飽きることが無い。美味しいし。Calamar de Romana は強いて言えばイカフライですな。このイカフライも軟らかくて美味しい。やっぱりスペインは料理が美味くて良いわ〜。

Postre^(*2)にはNatillaを注文。噂では聞いていたが、やはり美味しかった！ Natillaは、Pastelの「やわらかプリン」にシナモンを振りかけたものといえば近いのかも知れない。でもスペインには、プリンはプリンで"Flan"というデザートがあるのだ。なんでNatillaは日本で売ってないんだろう？

彼女君の買出しリストの一つであるCanizaresのユニを求めて再びValenciaのオフィシャルショップへ。ロゴの入っていないキーパー用のユニを持っていろいろと考え事をしていると店員さんが「何をお探しですか？」というようなことをスペイン語で言ってきたと思われるので、"Quiero portero camiseta...　con TOYOTA y emblem ...y Canizarez,numero 1"とカタコトのスペイン語と英語で尋ねると、どうやらキーパー用のユニはエンブレムやTOYOTAのロゴも後からつけるらしい。"for you?"って聞かれたのだが、いろいろ説明するのがめんどくさいので"For my brother, height 150cm"と言って子供用のMサイズを購入。もちろんロゴとエンブレムとCanizaresもつけてもらった。

ホテルに戻ってきて小一時間ほど寝た後で、Cathedralに行き今後の旅の無事を祈る。別にキリスト教徒って訳ではないが、旅行するにはその土地の親分さんに対して挨拶して置かないといけないだろう。つー訳で、念入りに挨拶。

部屋に戻ってきて、ビールでも飲んで片付けししようかね〜。とTVを見ながらボケーとしてたところ、急に「もうValenciaグッズを買えなくなってしまう！」と強迫観念にさらされて、再びTemplo del Futbolへ。19時を回っていたがまだ開いていた。歩いてすぐの場所にホテルを取っておいて良かった…。でも結局買ったのはキーホルダー２つだけ。各1.50Euro。

そういえば、全然スーツケースの事を考えないでユニホームとかその他グッズを色々買ってしまったけど入るかなぁ。このあとBarcelonaでも色々買わなくてはいけないんだけどなぁ。

今日でValenciaを去り、Barcelonaへ戻らなくてはいけない。昨日パッキングをしたのだが、早くも荷物が入らないことが判明。しょうがないので非常食として取っておいたカップラーメンを泣く泣く捨てるハメに…。うーん、もしもの時に持ってきた予備のバッグ^(*1)を使わなくてはいけなくなるかも。

ホテルをチェックアウト後、Estacion del Norteを11:05発のEUROMEDで一路Barcelonaへ。EUROMEDは1等車^(*2)を選んだのだが、航空機のようにウェルカムドリンクや機内食のようなものまで出て52Euro。TARGOが40Euroもしたのにもかかわらず、なにも無かったのに比べると天と地の程の違いがあった。座席も全然違うし。というわけで、Barcelonaから地中海沿いを電車で行こうという人にはEUROMEDがオススメ。ただし確実に乗るためには、前日までに切符を買っておいたほうがいいかも。オレみたいに当日買おうとすると買えなかったりするからね〜。

EUROMEDは定刻より2分ぐらい早く、14:01にBarcelonaのSants駅に到着。スペインの列車とは思えないなぁ。

Sants駅からGran ViaにあるHotel Caledonianまではタクシーで移動。チップ込みで5Euro也。ホテルで荷解きをした後、早速Barcelonaを散策。とりあえず、Pl. Catalunyaに出てLas Ramblasを南下。通りの中心部では大道芸人やら似顔絵描きやら花屋やら小鳥屋やらで賑わっている。危ない危ないと言われているLas Ramblasだが周りはみんな観光客みたいなものなので逆に危なくない感じだ。いわゆる木を隠すには森の中ってやつですな。ただ、一本横道に入るとヤバそうな場所は結構ありそうだ。

やはりBarcelonaと言えばGAUDIと言う訳で、Pl. Reialの街頭を見た後、Palau Guellへ。しかしPalau Guellの入り口は閉まっていた…。逡巡していると係のオッちゃんが、18:00からの整理券しかない^(*3)との事だったので、整理券をもらう。

Palau Guellはツアー形式になっていた。3Euro。ツアーの兄ちゃんが"カタラン分かる人いますか？" …誰もいなかった。 "カスティージャ語^(*4)分かる人いますか？" …誰もいなかった。"英語分かる人いますか〜？" ほとんどの客が手を挙げた。というわけでツアーは英語で行われることと相成った。まぁ、オレもスペイン語よりは英語の方がまだ分かる^(*5)ので良かったといえば良かった。

Palau Guellは…なんと言うか口で説明するのは難しいなぁ。内装は非常に凝ったと言うか手の込んだ細工がしてあって「凄い」のひとことに尽きる。室内は写真撮影厳禁だったので、実際にBarcelonaに来て見て感じてくれ。

Palau Guellのツアーは1時間程度で終わったので、Las RamblasのChampionsというSupermercadoで食料品を買い込む。Guinessの500ml缶が1.35Euroだったのでつい買ってしまった。レジのお姉さんはGuiness缶の中がカラカラ鳴っていたの事に"？"と言った顔をしていた。お姉さん、それでいいんだよ。

宿に帰った後は、20:45から始まるChampions LeagueをTV中継しているBarを探してさまよい歩く。TVが置いてあったBarがあったので飛び込んで"Cana de Cerveza,Por Favor!"とビールを頼んだまでは良かったが、Real Madridの試合ではなく、AC Milan v Ajaxの試合だった…。しかし、途中から入ってきた兄ちゃんが店員に頼み込んでReal Madrid v Marselleの試合にしてもらっていた。兄ちゃん偉い！ ただ、Barcelonaの人々はあまりChampions LeagueというかReal Madrid戦に興味が無いらしく、オレとその兄ちゃんを含めて5組ほどしか観戦していなかった。

最初にMarselleが1点先制した時にはどうなることかと思ったが、その後R.Carlosのゴールから、あれよあれよという間に4-1。見ていてもあまり盛り上がらないのでホテルに帰ってきてしまった。

今日から本格的なBarcelona観光の開始。まずは言わずと知れたサグラダ・ファミリア(聖家族教会)へ。8Euro也。なんか他の場所でもそうなのだが、ガイドブックに書いてある料金と実際の料金がことごとく違う。安くなっているということは無く、全て高くなっている。困ったものだ。

建てている傍から修復工事も併せて行っていて、いつ完成するか分からないという建物だが、10年後には完成してしまうとも後100年はかかるとも言われているが、なんか建築現場を見ていると、ずっと完成しなさそうな気がする。

しかし途方も無い建物を設計したもんだ。なんか見ているとモコモコしてきて気持ちが悪くなってくる。

これもGAUDIの設計した有名な建物。7Euro払えば中と屋上を見学させてもらえる。いかにもGAUDIっぽい作りになっている。屋上のアーチ越しに見るTemplo de la Sagrada Familiaが格好良かった。ただ建物の外側を改装していて一部覆われてしまっていたのが残念。

Passaige de Grasiaをそのまま南下してFundacio Antoni Tapiesへ。しかし、閉まっていた…。どうやら一時的に閉鎖しているらしい。張り紙には明日以降からまたやってるような事が書いてあったので、また暇を見つけてこよう。

さらに南下してCasa Batllo。これもGAUDIの設計。中にも入れるのだが10Euroの表示を見て断念。いくらなんでも10Euroは払えねぇ〜。という訳で外観だけを見て通過。

Passaige de Grasiaを南下中、Casa Milaの手前でVINCONという雑貨屋を見つけたので入る。日本にいるときでもそうなのだが、なんか文房具とか食器とかの雑貨屋を見つけるととりあえず入ってしまうんだよねぇ。日本に持って帰れる訳の無い食器とかソファとかを見ているとついつい時間を忘れて過ごしてしまう。結局Tシャツを一枚査収。これならまぁ、旅行中に着ることも出来るし。ValenciaからBarcelonaに来る時点で荷物が一杯だった事は気にしない事にした。

そしてさらに南下。カタルーニャ音楽堂に到着。30分後の英語のガイドツアー(7Euro)を予約して、そばのカフェで時間を潰す。見学はガイドツアーのみなので、どうしてもツアーに参加しなくてはいけないのだ。

ここも改装工事中^(*1)のため、いろいろ覆われている部分は多かったのだが、ガイドのお姉さんはかわいかったし、英語も分かりやすかったので満足。やっぱりコンサートに来たいねぇ。室内楽用のホールもあって、実際のコンサートではそちらの方が良さそうな感じだ。装飾とかはもちろんメインのホールの方がいいんだけど。

のどが渇いたので、途中のBarでサングリアを一杯査収。空きっ腹に一気に流し込んだので、結構酔っ払い気味になってしまった。日本だと絶対こんなことしないのに、旅先だと昼間からガンガン酒を飲んでしまうから不思議だ。ほとんど毎日のように昼飯時にアルコールを摂取してるしな。

Museu Picassoの周辺は言われている通り、確かに治安はよろしくない気配がプンプンと漂っている。行くときに一本道を間違えてしまったのだが、何回かヤバめな視線を感じたので、早足で大通りの方に抜けた。Museu Picassoに行くのなら、適当に見当をつけて行くのではなく、あらかじめ地図を見てちゃんと大きめの道沿いに行ったほうが良いかも。

一昨年に上野でやったPicasso展で見たことのある作品も何点かあった。やっぱりPicassoは風景画より人物を描いた作品の方が面白い。しかしPiccasoの名を関する美術館の割には作品数が少ないような気がするなぁ。

その後、16:00に遅い昼食を査収。Arroz Negro y Cerveza。いわゆるイカ墨のパエリヤですな。やはりというか凄い色をしていた。

親から土産として買ってくるように厳命を受けているLladroの陶器人形。オレは良く知らないのだが結構メジャーなブランドらしい。

ということでBarcelonaの直営店に行ってみたところ、価格が高い！ どんなに安くても一体100Euro近くはする。でも欲しい！ 土産云々関係なく欲しいと思わせる人形がたくさんある。つーか、こんな壊れやすくて嵩張るものどうやって持って買えればいいのだろう…。でも、ほとんどこのとき既にバッグを一つ買うことを決意気味だったりするので、あまり収納のことは考えてなかったりするのだ。とりあえずはいったん撤退して親と相談ですな。

今日はホテルでReal Sociedad v Olympiacosを観戦。なんかヌルい試合をやっていたなぁ。KOVACEVIKのPKが決勝点だったし。本当はArsenal v Intelをアイリッシュパブに行って観ようかと思っていたのだが、16:00に食べた昼食の所為でお腹が一杯なのと、今日は酒を飲みすぎなのと、スペインに来てアイリッシュパブでも無かろうという3つの理由で断念。

• EUROJunior "Festival"

なんつーか、スペイン版のモーニング娘。と言うと語弊があるかもしれないが、これしか形容する言葉が見つからない。いわゆるお子様に歌わせてる企画モノですな。Valenciaにいる時に(何故か)夜中のTVで関連番組をやってたので何気なく観てたのだが、中には結構上手い子供がいるもので感心してしまった。まぁ、日本ではまず絶対に手に入らないだろうし、ネタ込みで買ってみたと言うわけだ。でもCDプレイヤーを持ってきてないから、帰国するまでは聞けないのだ…。

今日は旅行の2番目の目的でもある、Liga Espanolaの第4節のBarcelona v Osasunaのチケットを査収するため一路Camp Nouへ。今度の試合は土曜日の19:00に行われることは既に把握しているので、2日前の今日の朝一番でチケットを正価で手に入れようと言う訳だ。ダフ屋がSocio経由の入手にすると3〜5倍ぐらいの価格になってしまうからねぇ。

Maria Cristina駅からDiagonalを西方向に歩いていき、一番最初の大きい交差点で左に曲がるとCamp Nouのどデカい姿が見えてきた。噂には聞いていたがこれほどデカいとは。

さらに道なりに歩いていき、Acces14の看板の所に前売り券の売場^(*1)があった。そして無事に正価でチケットを購入。どこにしようか迷ったが、どうせならとTribuna^(*2)を購入。チケットを見るとどうやら2階の前から4番目ぐらいの席のようだ。ちなみに64Euro。安い席でも40Euroぐらいはしていたから、これはこれでお得といえよう。

チケットを購入した後は、Camp Nouのスタジアムツアーに参加。チケット売場のお姉さんにGate19に行けと言われたので"When?"と聞くと"Anytime"との返事。"Anytime?"と思いながらGate19に行くと、ガイド無しで一人でウロウロ回る形式だった。オレにとってはコッチの方が自由に観て回れるので良い。スタジアムツアーは選手のロッカールームに始まり、貴賓席や記者会見に用いられるスタジオ、そしてなんとピッチに下りられるのだ！ ピッチから見る観客席は凄い迫力があった。横浜国際総合競技場のピッチレベルにも立ったことはあったが、Camp Nouは座席とピッチの距離が全然違う。Camp Nouに行く人はMuseuだけでは無く、是非スタジアムツアーにも参加した方がいい。FC Barcelonaに興味のあんまり無いというか知識の無いオレに取ってはMuseuに飾られてあるトロフィーとかはどうでも良かったのだが、スタジアムツアーは素晴らしかった。

その後は、併設されてあるオフィシャルショップでお買い物。彼女君用のPUYOLのCamiseta(HOME)とオレ用のLuis ENRIQUEのCamiseta(3rd)を購入。HOME用のCamisetaはどうもオレに取っては派手すぎる。基本的にCamisetaは自転車のMaillotとして着るつもりなので派手なのは歓迎なのだが、いかんせん派手すぎ。2ndのCamisetaは色がヘンなので買いたく無い。というわけで3rdのCamisetaと相成った。まぁBarcelonaのショップならお台場にもあるし、無理して本場で買わなくてもいいよね。

ということで、Camp Nouには都合2時間以上いた気がする。

Maria Cristina駅に戻ってくると、駅の入り口のところにパトカーと救急車と消防車みたいなのが何台も停まっていた。嫌な予感…と思いながら、構内に入っていこうとすると案の定制止された。言ってることは良くわからなかったが、地下鉄に乗れないということは分かった。他の路線で一番近い地下鉄の駅までは1km以上あるし、しょうがないのでバスに乗ることに決めた。とりあえず、どの路線にのればいいのか調べるのに20分ぐらい掛かってしまった。結局66番バスに乗り、ホテルの最寄駅Universutatまで戻ってきた。

結局アレは何だったのだろう…？ ETA？ 事故？

昼飯はホテルのそばのBarでMenu del Diaを頼む。今回はスパゲッティとハム・目玉焼き・ポテトのセット。と、ここまでは良かったのだが、"Pan, Vino y Postre"で7Euroって書いてあったので"Vino Blanco, por favor"って言ったらボトルで出てきた…。頑張ってはみたものの、半分飲んだところで断念。つーか、いくらなんでも昼間から一人でワインをボトル一本は空けられんよ。

半ばフラフラになりながら、スペイン広場からカタルーニャ美術館へ。さすがMontjuicと言うだけあって、坂がキツい。今までずっと脚を酷使しているため、少し歩いただけでもう限界になってしまう。さらに酒が入っているため、さらに運動能力が低下してしまっている。階段を上りきると美術館に到着。美術館からはBarcelonaの北側が一望できる。サグラダ・ファミリアも遠くに見えた。

展示は基本的に宗教画がメインだが、昔の教会の壁画をそのままの形^(*3)で展示しているのが面白い。ただ、絵は似たようなのばっかりなので飽きるといえば飽きてしまうかも。

Montjuicを散策しようかとも思ったが、脚が限界に達してきているためホテルに戻って休憩することにした。16時から1時間だけ仮眠するつもりが、起きたら18:00…。もう観光という時間では無くなってきたので、昨日撤退したLlyadroへ買い物に行く。

結局買ったのは、親から指示のあったピエロの人形と犬の人形を１つずつ。店員さんが日本人の人だったので、日本語で買い物をしてしまった。久しぶりに面と向かって日本語をしゃべった気がするなぁ。Sale中なのか15%引きで買えたため、結構安く上がった。

今日は朝イチでBarcelona北部にあるParc Guell、グエル公園へ。Lesseps駅から1.5Km程離れている。おまけに最後は途中は結構急な上り坂だった。

Parc Guellに到着すると運の悪いことに各国の団体旅行の皆様とカチあってしまった。嘆いていてもしょうがないので、さっそく見学をはじめるが、実はあんまり見るところは無かったりする。公園自体は広いのだが、GAUDI関連の部分は一部だけなのだ。他の部分は本当の自然公園という感じだ。

帰りは途中からバスを使ってDiagonalで下車。

Diagonal周辺は、生活雑貨の店がが本当に多いので参ってしまう。見るたびに入ってしまうので、それだけで結構時間を食ってしまう。ヘタすると買う気も無いのに30分とか余裕で居かねないしな〜。

結局、以前から探していたウイスキー用のグラスとワインのボトルシールカッターを購入。本当は安くてカッコいいソファーとかもあったんだけど、持って帰れない＆置くとこないので買うわけにはいかないのだ。一人暮らしでも始めれば一気にこういうものが必要になるとは思うんだけどねぇ。

ホテルに戻って荷物を置いたあと、一昨日閉まっていて入れなかったFundacio Antoni Tapiesへ。ここでは企画展として中東関連の展示をやっていた。見ていてお気に入りだったのはGOLOという作者の一連の作品群だ。この人はエジプトの新聞紙で一コマ風刺漫画を書いたりしている人らしく、パレスチナ問題や9.11事件、アフガニスタン空爆、イラク戦争などに関連した絵を非常に多く書いている。もちろん反アメリカ的というか嫌アメリカ的な絵なのだが、実際アメリカのやってる事を考えたらこういう描かれ方してもしょうがないよなぁとも思った。あと非常に印象的だったのは、携帯電話を片手に持って"＄＄＄＄！"と喋っているエジプト人の絵が多かったことだ。エジプトの現状を良く知らないのだが、結構貧富の格差が広がってるのかなぁ。

その後、Paral-lei駅からケーブルカーを使ってMontjuicへ。昨日はカタルーニャ美術館までで断念してしまったためリベンジという訳だ。ケーブルカーを降りた後はゴンドラに乗ってさらに頂上へ。

頂上からはBarcelonaの市内と地中海が一望できて、まことに爽快な眺めだ。もともと、頂上の部分は要塞だったらしく大砲とかもゴロゴロ転がってるのだが、ここに立ってみると要塞としてはうってつけのロケーションだということがわかる。海側は完全に断崖絶壁で要塞は背後の市内を守る形にになっているので、海から攻めるのは非常に難しかっただろうと思う。

頂上からオリンピックスタジアムまで徒歩で下る。基本的にはみんなゴンドラで下っていくのだが、ゴンドラ乗り場はスタジアムから結構遠いところにあるので下りていったほうが早いかな〜と思っていたのが大誤算。結局、下り坂を20分以上歩くことになってしまった。歩いて下りようもしくは登ろうという剛の者とはついに道中出会わなかった。まぁ、これだけ歩くのだったら普通やらないよな。オリンピックスタジアムから頂上の方向を眺めたら、あまりの遠さに愕然としてしまった。あの距離を下りてきたのか…。

オリンピックスタジアムからホテルまでバス一本で帰還。結構バスは乗りなれると非常に便利だ。地下鉄はいちいち地下まで階段もしくはエスカレータで下らなくてはいけないけど、バスだったら地上だけだしね。その点では、バスの路線が集中しているUniversitatのそばにホテルを取ったのは正解だった。

9月24日はメルセド祭というBarcelonaの祭日らしく、今日あたりから色々な催し物がいろいろな広場で行われるらしい。が、いまいち何をやるのかが良くわからない。有名な人間を次々に肩の上に乗せてタワーをつくるヤツ^(*1)が日曜日にやるらしいのだが、その日は生憎とMontSerratに行く予定なんだよなぁ。土曜日の夜もいろいろあるらしいけど、土曜の夜はサッカー観戦だしなぁ。まぁ運良く催し物に当たったらラッキーだと思うようにしよう。

El Corte Inglesで会社への土産物を査収。なるべくかさ張らないものを選択。つーか、こういう虚礼は撤廃すべきだよなぁ。と言いつつ買ってしまうところが悲しい。

やっぱり食べ物系が後に残らないので理想的でありますな。

今日の昼は、スペインのマクドナルドにしか無いと言うガスパチョを査収^(*2)したので、結構夜になってお腹がすいてきたので、ホテルの近所のBarでビールとPatatas Bravasを査収。1皿で頼んだら腹が膨れて死にそうなほど沢山出てきた。やっぱり"Media plato"と言っておけば良かった…。

今日はまずPl. Espanya駅で明日のMontserratへ行くための情報収集をしてからLiceu駅のそばにあるカフェでチョコラテとチュロスを査収。

その後、Mercat de Sant Josepへ。MercatはValenciaの時にも行っていたのだが、やはりBarcelonaの市場も覗いてみたのだった。ここではその場で搾ってもらったオレンジジュースを査収。先ほど飲んだチョコラテが思いのほか濃い＆のどに引っかかる感じがするので、また飲み物を飲んでしまった。でも、やはり絞りたては美味い。

また市場の北側では、パンとソーセージを通行人に振舞っていた。様子を見ていたらオバちゃんに手招きされて、オレもパンをもらってしまった。さっきカフェでチュロス食べたばっかりなのに…。でも美味かった。

そのまま59番のバスに乗ってビーチのあるBarcelonetaへ。地下鉄の駅からはビーチのところまで歩くのでバスを選択。これならビーチの真ん前まで連れてってくれるからね〜。ビーチにつくと、空軍だかアマチュアだか良く分からないが、ビーチの目の前の海岸でアクロバット飛行をやっていた。ダイヤモンドの編隊飛行はもちろんのこと、急上昇から急降下で引き起こし、90度ずつの回転等々。こんなにそばでジェット機の編隊飛行やアクロバットを見るのは初めてだ。これもLa Merceの一環なのだろうか？

ビーチでは日光浴の人、泳ぐ人さまざまで、オレも水着を持ってくれば良かったと激しく後悔。El Corte Ingresで買って来ようかとも思ったが、また荷物増えるのも何だしなぁ、ということで断念。次回来るときは水着を持ってこよう。

やはりお国柄というかなんと言うか、トップレスのお姉ちゃんが結構な数がいた。お姉ちゃんを眺めながらビーチ沿いのカフェで飲むビールは格別に美味い。やっぱりスペインは良い国だ。本当に水着を持ってこなかったことを後悔。

しかし、ビーチに長くいたお陰で結構日焼けをしてしまった…。

14時になったので、そろそろ昼飯でも食べるかと思い先ほどの市場へ逆戻り。市場の奥にあるレストランで昼定食を頼む。そこで1皿目、2皿目とメニューを選ばなくてはいけないのだが、まったく料理の名前から料理そのものを想像できない。というわけで、勘で注文。まぁ最悪でも食べ物は出てくるわけだし、毒を食べさせられるわけではないだろう。人間、その気になれば何でも食べられるものだ。

というわけでヒヤヒヤしながら料理を待っていたが、１皿目は春巻みたいな料理で2皿目は鳥のモモ肉を煮込んだもの^(*1)だった。そしてどちらの料理も期待に違わず美味い。やっぱりスペインは本当に良い国だ。

そばの席に日本人のカップルが座っていて、Paellaを食べていたようだったが、どうしてあんなにつまらなさそうに、しかめっ面をして、何も喋らずに料理を食べるかね〜。コッチの人たちはうるさいくらいに食事のときに喋りまくるので料理のときにあまり喋らない人たちを見ると、逆に目立ってしまう。オレの場合は誰も喋る人がいないので、独りで「ンマーイ！」って日本語で言ってガツガツ食べているが、これはこれで目立ってるような気がするな…。

昼飯を食べたあと、適当にそこらをぶらぶらした後ホテルに戻ってLuis ENRIQUEのCamisetaに着替えてCamp Nouへ。ホテルの前のバス停から59番のバスに乗る。途中でCamp Nouに行くと思われる集団に出会ったのでおもむろに下車して集団といっしょにCamp Nouまで歩いて行った。

Barcelona v Osasuna。今日のCamp Nouは8万6千人入ったらしい。座席はメインスタンド2Fの前から4番目の席で非常に見やすかった。前半こそヌルい試合をしていたが、後半始まってOsasunaが先制点を決めてから試合が面白くなってきた。そして、その直後にRoaldinhoがコーナーキックのこぼれ球をシュートして同点に追いついたところで場内一斉に総立ち。8万人が一気に"Uhuooooo!"と叫ぶ様は凄かった。Mestallaの盛り上がり方なんか目では無いね。それだけあって、ブーイングのときの指笛の響きなんかも物凄い。Clasicoなんかはこれよりもっと凄いんだろうなぁ。試合はそのまま結局1-1の引き分けだった。試合終了のときにPUYOLが悔しそうにボールを蹴り上げたのが印象的だった。

その後ホテルに戻ってAt.Madrid v ValenciaをTV観戦。信じられ無いことにMISTAの2ゴールを含む３ゴールで0-3と圧勝。これで今のところ暫定首位ですな。明日のReal MadridとDeportivoの試合の結果では首位ではなくなってしまうけどとりあえず３位は確定だ。

今日は実質的な最終日。Barcelona市街を離れて、郊外のMontserratへ。Montserratはいわゆる、切り立った岩山に張り付くようにして建っている修道院なのだ。

Montserratへの交通の便は意外と悪く、Pl.EspanyaからのFGCのR5番線で行くのだが、1時間に一本しか出ていない。帰りも同様。だから、行動と時間を考えないと待ち時間ばっかりになってしまう。

Pl.EspanyaからMontserrat-Aeriまで1時間弱で到着。ここから往復運賃6Euro払ってロープウェイに乗って一気にMontserratまで。頂上付近には、下から歩いてきたと思われる人々が、死んだように横たわっていた。何時間ぐらいかけて登って来たんだろう？

Montserratのカフェで遅い朝食を取ってから大聖堂に行ったら、ちょうどMissaが始まっていた。聖堂の中は超満員。途中で出る人と後から入ってくる人が入り乱れて収拾がつかない状態だ。みんななんか神父さんの後についていろいろ喋っていたが、オレは言葉が良くわからないので、立って聞いているだけだった。Missaが終わるといろんな人同士で握手をし合っていて、オレも周りの人から握手を求められたので握り返したが、Missaってそういうもんなのか？

Missaが終わると、Escolania^(*1)のSalve Reginaが引き続き始まるのだが、Missaを終えて出て行った人たちの席を巡っての争いが凄かった。オレはそのままその場に立っていたのでただただ眺めてるだけだったのだが、Escolaniaの"天使の歌声"とは対照的な俗世間の争いごとだった。Escolaniaの声は確かに澄んでいて綺麗だったのだが、周りのカメラのモーター音がうるさすぎ。撮影禁止って書いてあるんだからさ〜。

聖堂前の広場に戻ると、でっかい人形の踊りが始まった^(*2)。こいつはGiganteと言うらしく、La Merceとかの祭の際に踊ったり街中を練り歩いたりするらしい。

Giganteの踊りが終わるとその隣で、人間タワー、Castell(の規模の少し小さいものだが)が組みあがり始めた。上の方は当然体重の軽い子供になるのだが、簡単にスルスルと登っていってしまう。４段ぐらい組んだところでCastellは完成。完成すると、またスルスルと下りてきてしまった。結構、あっけないものだ。でも一番下の人は大変そうだよなぁ。日本の学校の体育祭とかの組体操でもピラミッドみたいのは作るけど、Castellは作らないなぁ。やる学校無いかなぁ。

Sant Joan行きのケーブルカーに乗って山頂方面へ。ケーブルカーの終点の標高は約950mで、昨日barcelonaのビーチにいたことを考えると、結構登ってきたもんだ。ただ、Sant Joan付近は眺めが良いだけで、これと言って何があるわけでもないのでわざわざくるほどのことは無かったかも。

でもSant Joanの聖堂まで20分かかるって駅前の地図には書いてあったけど、実際には10分そこそこで着いてしまった。西洋人は山歩きに慣れてないのかしらん。途中、何人も追い抜いていったしなぁ。ちなみにこの周辺は、まったく整地されていない、小石、大石交じりの完全な山道なので、靴を考えないと偉い目に会う。サンダルで歩いていた剛の者もいたが、絶対ヤバいよ〜。

ケーブルカーで下山後大聖堂に戻り、著名な黒いマリア像を見物。敬虔なクリスチャンの人は立ち膝でマリア像の前に立って、いろいろ呪い^(*3)をとなえていた。確かに妖しい雰囲気を醸し出している気はするが、オレは敬虔なクリスチャンではないので良くわからん。

今朝、新聞を買ったら、今日の夜はMan U v Arsenalではないか！ スペインにいても、これは観ねば！ という事で、Las RamblasのそばにあるEnglish Pubへ突撃。Guinnessを1パイント頼んで、周りの客と一緒にTV観戦。しかし、Monserratから帰ってきてオレが店に入った頃は後半がとっくに始まっていた頃だった…。ホテルのTVでノンビリとVuelta Espanyaを観てなければ良かった…。

客はMan U、Arsenal両方のファンで大騒ぎ。VIERIのレッドカードの退場や、試合終了間際のVan NISTELROOYがPKを外した時の騒ぎ様といったら、一瞬ここがスペインであることを忘れてしまう位だった。客を良く観ると、やっぱりアングロサクソン系はラテン系と顔のつくりとか違うねぇ。ほとんどイギリス系の人たちばっかりで、店の中も完全英語だらけだったし。

19時に試合が終了してLas Ramblasをウロウロしていると、La Merceの関連で、民族舞踊の集団が練り歩いていて、広場等のポイントで踊りを披露していたので立ち止まって見物。なんか祭って感じがするわぁ。踊ってる方も観ているほうも笑顔で楽しそうだ。Barcelonaに限らないが、スペインに来るときは祭を狙ってくるのが正しいかもしれない。ただし、ホテルが押さええられるかどうか分からないけど…。だから、オレがホテルを探していたときも、なかなかこの時期のBarcelonaでのホテルが見つからなかった事を思い出した。

明日でこの国を去るのが非常に残念でならない。天本英世氏が大のスペイン好きで、「死んだら骨はスペインに埋めて欲しい」と言ったのも今なら分かる気がする。直行便が無いことを除けば、非常にオススメの国だ。ただ、絶対にツアーで来てはいけないと思う。ツアーで来ると上記の祭の楽しさはまず味わえない。来るなら絶対に個人旅行で、独りでの旅行が個人的には良いと思うけど、それがダメなら気の置けない仲間と複数人で来るのがいいと思う。Barやカフェでボーっとして時間を無駄にする感覚というのが、たまらなく心地良い。日本でも出来ないわけではないけど、どこか違うんだよなぁ。

というわけで、スペインからの日記の更新はこれにて終了。あー、水曜から仕事だと思うと気が滅入ってくる…。

今日は夕方の便でBarcelonaを発たねばならない。

ホテルをチェックアウトして荷物を預けた後、Cafeで朝食を査収しMercatへ、最後の絞りたてオレンジジュースを飲みに行く。

もうしばらく、街をウロウロしていたのだが雲行きがアヤシくなってきたため早々に切り上げて空港へ。Pl. CatalunyaからAerobusで3.5Euro。タクシーの約5分の1の値段ですな。AerobusはPl. EspanyaやEstacio Santsにも停まるのだが、基本的にPl. Espanyolで満員になってしまうので始発のPl. Catalunyaから乗る方がいいかも。荷物置くとこなくなるしね〜。

帰りの航空機はひたすら待たされた。El Prat空港では、飛行機の到着が遅れているとかで30分待たされ、乗り換えのAmsterdamでは豪雨のため1時間以上管制塔に待たされた。お陰で、AmsterdamでVATの払い戻しの時間が無くなってしまった。本来なら間に合っていたと思ったのだが16:30で通常のCustumが閉まってしまうらしく、また別のターミナルのCustumに行かなくてはいけないらしい。たかが20Euroのために荷物持って走り回るのは勘弁だったので、そのままゲートに行って飛行機に乗ってしまったよ。

AmsterdamからのJL402便は結構空いていてFAに「前方の扉の横の席^(*1)が開いてるんでどうぞ」といわれたため移動。かなり快適だった。スウェーデン上空までは記憶があるのだが、起きてみたらもう既に日本海上空だった。

というわけで成田着。思いの外、寒くて結構びっくりした。出国したときはメチャメチャ暑かったんだけどなぁ。

予想通りスペインはオレの心を掴んでガッチリ離さなかった。これはやっぱり、次回の旅行もスペインに内定。ただ問題なのは、まとまった休みが必要なんだよなぁ。

スペインでウチの課長とほぼ全旅程にわたって毎日仕事のメールのやり取りをしていたのだが、思っていたとおり帰国後に仕事が山積していた。なにせ土曜日も日曜日も関係ないからな。元々曜日間隔がは旅行の時に欠落してしまったのだが、旅行から帰ってきてゆっくり休んでいないというのは肉体的に辛すぎる^(*1)。

というわけで、時差ぼけなのか風邪なのかもよく分からない状態でここ数日が過ぎている。いいかげん時差ぼけも無くなったと思われるので、おそらく風邪なのだろう。

お客さんの所に行く前にPATで勝負。流石に3週間も競馬は休めない。

オールカマーはファストタテヤマの単で勝負と思ったのだが、前日7.0倍→今朝4.6倍というオッズの落ちっぷりはなんなんだ！ 複勝は2.2〜4.3倍ついてるのに！ というわけで、元々突っ込もうと思っていた倍の金額を複勝に突っ込む。

神戸新聞杯はザッツザプレンティと言うよりも安藤を信じて、人気３頭に馬連流し。

ファストタテヤマの複勝は当たったのだが、配当190円に大落胆。これではガミってしまってるよ…。とりあえずファストタテヤマは天皇賞に出てきたらまた突っ込もう。

本日は土曜日の代休。旅行から帰ってきてからやっと良く眠れた。なんてったって起きたの13時だしな。

早く起きられたら自転車用のヘルメットを買いに行こうとか思ってたんだが、やっぱり無理だったねぇ。ということで、旅行中にためていた競馬のビデオをひたすらMPEGエンコード。今更ながらアドマイヤグルーヴ強ぇ〜。というか、ヤマカツリリーの方が印象に残った。