2001.10.3 (水)
●旅行準備
今日は旅行出発前日のため、会社はお休み。薬とか食料とか旅行に足りないものを買い出しに行った。
いつも会社に持っていっているゼロハリのカバンを旅行に持っていくことが困難なため、スーツに合うカバンというかブリーフケースを探していたのだが全然いいのが無かった。しょうがないので、キャリングケース(リフレラウンドタイプ)[kingjim.co.jp]で代用。まぁ、なんとかなるだろう。素手で新聞とかレーシングプログラムとかカメラとかを持ち歩くよりはマシという事で。
旅行用に文庫本を数冊と今月号の優駿を査収。
わざわざ調べたらしく、彼女君が"Nortre Dame de Paris"の公演時刻をメールで送ってきた。とてもありがたいけど、これでオレが観てこなかったら…。
全てが上手くいけば、暫定Paris日記の更新は毎日日本時間のAM8時前後になる予定。場所はココ。更新されてなければ、接続が上手くいかなかったもしくは、生命の危険に関わるような事故に巻き込まれたという事で、よろしく。
明日早いので、今日は早めに寝る。
2001.10.4 (木)
●Paris日記(暫定)
○成田空港へ
朝5:30起床。6時30分出発。昨日早く寝ると言っておきながら、2時就寝。いつもどおりじゃないか。
忘れ物は無いかどうか、完全にチェックしたつもりだったのだが、フランス語の辞書と彼女君の住所を書き留めておくのを忘れてしまった(*1)。あとで、彼女君に電話して or メールして聞いておかねば。辞書は先日購入した会話集で何とかなるだろう。
成田エクスプレスの中は結構年配(といっても40前後だが)の人が多く、あまり学生風の人とかはいなかった。シーズンオフとはいえ、こんなに少ないものなのか。
9時成田空港着。空港に入る時の手荷物チェックは、ほぼNoLookingでパス。チェックが「刃物持ってるかどうかの自己申告のみ」ってのはどうよ?
出国検査ではやっぱりボディチェックに引っかかった…。やっぱりベルトのバックルが悪さしてるんだよなぁ。財布の中に1フランも入っていなかったのには驚いた。日本円しか入ってなかった。そういえば、安全を見込んで小分けしたとき「こんなにフラン持ってたかなぁ」と感じていたのは、財布に入れる分を考えてなかったからだな。
12時になったので搭乗前に彼女君にTEL(*2)。…繋がらない。しょうがないので、ゲートをくぐって携帯電話の電源を切ろうとした刹那、彼女君からTEL。とりあえず、パリ旅行専用のHotmailメアドに住所を送ってもらうよう頼んでおいた。インターネットカフェもある事だし、最悪でも確認はできるだろう。あれ? 日本語フォントは読めるのかな?
○エールフランス航空 275便
飛行機の座席は一番後ろの通路側だったため、後ろの人に気兼ねせずリクライニングしたり荷物を置いたりできるので非常にラク。
AFのエコノミーは今まで乗ってきたコンチネンタルと違って、1人1台の液晶TVも無いし、当然映画は決められた時間に決められた演目(*3)しかやらないので、ヒジョーに暇だ。おかげで「Brothers」とオーケンのエッセイを読み終わってしまったではないか。
「Brothers」はイィね〜。妹萌えというよりもショートカット萌え。餡子〜。田島昭宇はイィショートカット娘を書くわ。Parisにいる間に続刊が売ってたら迷わず査収してしまうかもしれない自分が怖い。優駿の今月号には、都合良くロンシャン競馬場の紹介が! 「ロンシャン競馬場へ行かせて下さい。一刻も早く」とフランク・ボーマン調に思ってみたり。
隣の席に座った50半ばの夫妻と仲良くなる。オレの親と同じ世代だから仲良くなれたのかもしれない。酒のつまみとかいろいろもらった(w。でも、息子の相談されてもコマル。
○シャルル・ド・ゴール空港
入国審査は、パスポートを見て終了。何も聞かれることは無かった。拍子抜け。だけど、警備は厳重で、自動小銃を抱えた軍人がウロウロと警戒してた。
ド・ゴール空港ではHISに待たされた。他の便の客を待つということだったのだが、おかげで17:40分にド・ゴール着だったのだが、バスが出たのは20時。
待ってる途中でパトカーのサイレンがなったと思ったら、2A付近のターミナルを閉鎖している模様。しかも「パァーン!」という破裂音とも発砲音ともつかない音がするし。しばらくしたら閉鎖は解かれたけど結局なんだったんだろう?
○ホテル
ホテルについたのは21時過ぎ。とりあえず荷造りを解く。何とかネットには繋げそうな感じだ。ベッドが2つあるので、ひとつは荷物置き場としよう。
ただトランスが過電流か熱の所為か(*4)、しばらくすると自動的に切れてしまう。まぁ、またしばらくすると復活するんだけど。これはPCが電流食い過ぎって事?
○明日の予定
明日の予定は、オルセー美術館とかノートルダム寺院とか。あとは、ミュージカルの「Nortre Dame de Paris」のチケットを手に入れに行かないとなぁ。
2001.10.5 (金)
●Paris日記(暫定)
○朝食
7:00起床。Parisの朝は遅い。まだ辺りは真っ暗闇だ。顔を洗っている時に髪を固めるジェルを忘れたことに気がついた。しょうがないので、寝癖だけ直したナチュラルな頭で過ごす事にしよう。
今回の宿は朝食代込みなので、地下のカフェへ行く。ビュッフェ形式なので好きなパンと好きなおかず(*1)を選ぶ。…取りすぎた。ハム2枚(結構でかい)とパン2個とチーズを取っただけなのだが…。ここのオレンジジュースは絶品で、こんなに美味いオレンジジュースをいままで飲んだことが無い。腹がいっぱいにも関わらず、3杯も飲んでしまった。
○オルセー美術館
オルセー美術館が開くのは10時からなので、散歩を兼ねて徒歩で行くことにした。経由はガルニエ宮→マドレーヌ寺院→コンコルド広場→ブルボン宮→オルセー美術館。歩いていて気がついたのが、こっちの人間の服装は完全に冬服モード。厚手のコートとか着たりしてるよ。一方、オレの服装はシャツ一枚。たしかにこの格好では少し寒いけど、コートを着る必要は無いような。
オルセーに9:40着。すでに50人ぐらい並んでた。並ぶ場所がちょうど日陰になっているので、結構寒い。2時間ほどでざっと見た中でオレのフェイバレットな作品は、以下の通り。
- Eugene Delacroix "Le Chasse Au Tigre"
- Jean-Francois Millet "Le Parc a Moutons Clair De Lune"
- Henri Regnault "Execution Sans Jugement Suis Les Rois Maures Grenade"
- Jozsef Rippi-Ronai "Un Parc La nuit"
- James Pradier "Sapha"
最後のだけ彫刻の作品。だが、オレのオルセーの中で一番のお気に入り。絵画ではゴッホとかルノワールとかモネとか有ったのだが、オレの心に「キタキタキタキタ〜」と思わせるものは正直言って無かった。最後の"Sapha"だけが、オレを10分以上その場に居させた作品だった。なんつーか、指の先まで張り詰めた感じが良い(*2)
オルセーで、とりあえず実家に電話。なんかロシアの飛行機が落ちたらしい。こういう飛行機事故って、けっこう集中して起きるからねぇ。帰りのAF276便も落ちないと良いねぇ。
○ノートルダム大聖堂
オルセーから地下鉄で1駅だけど、歩くのに疲れたので地下鉄でシテ島へ。こっちの地下鉄は基本的に、ドアは手動で開ける。今回乗ったRER C線はなぜか車両が全車2階建ての車両だった。
地下鉄の難点は、降りて地上に出た瞬間、自分がどの位置にいてどの方角を向いているかがまったく分からないところにある。特に旅行者にとってはキツい。セーヌ川のありそうな方角に向かって歩いたら、勘が当たってたので良かった。ノートルダムの前の出店でホットドッグと水を査収。40FF。よくよく考えてみると高ぇ。
大聖堂の中は、まぁ普通の教会と同じだなぁ、という印象。ステンドグラスが多少きれいなことぐらいか。このままではつまらないので、塔を上って見ることにする。有料なくせに人がかなり並んでいて、30分も待ってしまった。しかも徒歩で10階〜15階ぐらいの高さまで螺旋階段で歩かされるので、脚がかなり痛い。てっぺんまで登ると、パリ中が見渡せるので、今日のような天気のイイ日は登ってみてもいいとは思うが、雨の日だったら目も当てられないですな。
○モガドール劇場
一旦、ホテルに戻ろうと思ったら、Richelieu-Drout駅からホテルに着くまでが一苦労。往きと道順が違うためかなり迷った。2〜3区画を行ったり来たり。
ようやくホテルに戻れて一息つけたので、徒歩でモガドール劇場へ。彼女君の言うことにしたがってチケット買いに行くなんて、オレも健気やねぇ。身振り手振りと英語混じりのフランス語を駆使して(*3)、なんとか明日の夜の部20:30からのチケットを買うことができた。1階席のセンター前から3番目。ちょっと前過ぎる気がするが、まぁいいだろう。
○ガルニエ宮
そのまま徒歩でガルニエ宮へ。今日は中の見学が出来ないみたいなので、また後日に来ることにする。
○マドレーヌ寺院
付近にスーパーが無いか探索したが発見できなかったので、マドレーヌ寺院へ。
マドレーヌ寺院も、まぁ普通の教会と変わらないんだけど、祭壇(?)の像がスゴい。傍で見てると、なんか涙でそうになる。それくらい凄い。宗教系の像とか彫刻を見て、涙が出そうになったことは今回が初めてだ。素晴らしい。
○スーパー Monoprix
レストランで夕飯を食う気はさらさらないし、腹もいっぱいなのでスーパーで食料品を買ってホテルで食べようということで、シャンゼリゼ通りのMonoprixへ。本当はホテルの近場に有ればいいんだけど、見つからないのでシャンゼリゼ通りへ。
レジのシステムが日本とは少し変わっている。野菜とか果物はビニール袋に詰めて量りにのせて、商品のイラストと名前がかかれたボタンを押すと、バーコード付きのシールが出てくるので、それを袋に張る。レジでは買い物かごから商品を自分で出して、ベルトコンベアの上に載せる。そしてレジ打ちされた商品をレジの下流で、いそいそと自分で袋に突っ込むという仕組み。で、買った商品は以下の通り。
- 赤ワイン 1本 18.5FF(370円)
- ぶどう 1房 2.2FF(44円)
- りんご 1個 4FF(80円)
- バナナ 4本 5FF(100円)
- オレンジジュース 1l 17FF(340円)
- チーズ 1個 22FF (440円)
- カシューナッツ 1袋 30FF(600円)
- サラダ 1個 21FF(420円)
といったところ。合計約120FF。ワインとぶどうが安いね〜。
ひとつのビニール袋に商品全部突っ込んでいたので、帰りの地下鉄で取っ手の部分が片方切れてしまったために袋を抱えて帰るハメに。こっちの地下鉄って結構運転が乱暴だから、何回も転びそうになったよ。
○ホテル
Monoprixで買ってきた食料をさっそく食べる。果物系は食べていないが、ワインとかチーズとかカシューナッツとかサラダで、一人で酒盛り。ここで失敗。チーズがチーズの味しかしない。塩味とか全然ない。てっきり塩味ぐらいついているものだと思ってた。しょうがないのでカシューナッツの塩味で代用することで、食べるもだんだん気持ちが悪くなってきたので買ってきた1/4も食べないうちに、酒盛り断念。ワインも1/3しか減ってない。まぁ、あと何日かあるし何とか消費できるだろう。
19:30〜21:00まで仮眠。21:00からこの日記を書いている。
○明日の予定
明日の予定は、凱旋門とかエッフェル塔。あとはモンマルトルのぶどう祭り。詳細はこれから決める。
2001.10.6 (土)
●Paris日記(暫定)
今日は、Nortre-dameを23:30まで見ていたので遅めの更新。
○朝食
7:00起床。今日の朝食はクロワッサンとソーセージとスクランブルエッグ。昨日の教訓を生かして、今日はワリと少なめ。オレンジジュースも相変わらず美味い。
フランスのTVは天気予報以外、何を言ってるか良く分からん。英語だったらニュースも何とか理解できるので、フランスに居るのにTVはずっとBBCを流しっぱなし。ビバヒルやフレンズもこっちで流れていたのだが、フランス語吹き替え(泣。イメージ崩れまくり。でも、役者のイメージが日本語の吹き替えのイメージなので、オレのイメージが間違っている可能性も。
○凱旋門
Champs Elysees Clemenceau駅から、シャンゼリゼ通りを凱旋門目指して歩く。朝早い(といっても9:30ぐらいなのだが)ので、店はほとんど空いておらず人影もまばらだ。東から西へ向いて歩く格好になるので、凱旋門に朝日が映えてカッコ良い。凱旋門に行くなら朝がオススメ。
凱旋門もやはり登ることにしたのだが、何故かエレベータは使えないらしく、また階段で15階ぐらいの高さを登るハメに…。昨日の疲れも残っていたので最後のほうは脚が上がらなくなった。
凱旋門に登ると、今日は曇っているせいなのか、結構寒くて困った。でも、眺めは良かった。下を見ると、車が凱旋門の周りを回っている。凱旋門があるところは12本の道の交差点なのに、よく混乱もなく車が流れてるよなぁ。と感心してしまった。
○エッフェル塔
ちょっと寒かったので、サマーセーターをホテルに取りに戻ってからエッフェル塔へ。Trocadero駅から歩いていったのだが、途中に死刑反対団体(?)見たいなものの展示写真で様々な処刑風景の張ったパネルが道の両側に並んでいたのには閉口。観光地でこういうことやるなよ。
エッフェル塔はすごい混雑で、エレベータに100人以上待っていた。もう登ることにはコリゴリしたので、ここはエッフェル塔の下を通過しただけ。
Bir Halkim駅に向かう途中で、似顔絵書きのおっちゃんに呼び止められる。最初は笑って「No. Thank you」と言ってたんだが、「これはサンプルだ。金は要らない」とか「オレは話したいだけだ」とかしつこく言ってきたので、「要らないったら、要らない! オレは急いでるんだ!! じゃあな!!!」とキレながら振り切った。まったく困ったもんだ。
○モンマルトル
Anvers駅から、サクレ・クール寺院への道が、また坂&階段。もうオレのフトモモは限界に達しようとしている。ただ、やはり高台だけあって見晴らしが良い。
サクレ・クール寺院も、いままで行ったマドレーヌ寺院とか同様、普通の教会である。オレはキリスト教信者では無いのだが、こう言うところに入ったときには礼儀として、見よう見まねではあるがキリスト教徒的な儀式をやっている。たとえば、聖水を手にとって十字を切ったりであるとか、Prayer Zoneでは椅子に座る前と立った後で一回ひざまづくとか。やっぱり、こう言うことってキリスト教系でない普通の学校では教えないものなのかねぇ。ここまで日本人が海外旅行して教会とか寺院とか回って歩くようになると、基本として教えなくては行けないような気がするのだが。Prayer Zoneで普通に座ってガイドブック見ている日本人を見ると張り倒したくなるんだけどねぇ。
近くのテルトル広場では、ぶどう祭りが開催中。おそらく、今年獲れた(これから獲れる?)ぶどうの豊作を祝う祭りなのだろうが、出店がたくさん出ていて食べ歩くというのは世界共通だねぇ。
オレも赤ワインを一杯飲んだ。最初、"Une glass, s'il vous plait"と言ったら、"Non Glass"とか言われたので、「プラスチックのグラスがテーブルの上にあるのになぁ」と首を捻っていたら、隣の兄さんが"Un Verre. Une Verre"と言ってくれたので、相手も理解してくれて飲むことが出来た。昔、仏語の授業で「水とかを飲むコップの場合はVerre。ワイングラスの場合はGlass」と言っていたのを書きながら思い出した。プラスチックの半端なグラスだから"Verre"だったのかなぁ。
他にも名前は忘れてしまったが、ハムとタマネギとジャガイモとチーズを混ぜて炒めたグラタンのようなものを食べた。作り始めの所からずっと目の前に立って「絶対にこれは美味いに違いない」と思っていたら、やっぱり美味かった。が、いかんせん量が多く2〜3人前はあるため(*1)、食べ終わるころには死ぬほど苦しくなった。
このぶどう祭りの最中にスコール発生。(泣
○北駅
どしゃ振りになってしまったので、雨が降っても観光できるところはどこだろうと考えていたら。「駅」しかないと言う事になった。とりあえず、入場料がいくらか知らないけどユーロスターとTGVを見ようと思い立って、北駅(ユーロスター)とリヨン駅(TGV)をチョイス。
ところが北駅は、駅入るとすぐホーム。改札がない(*2)。だから入場料が要らない。
でよくよく見ると、TGVが止まってる。TGVってリヨン駅から南のほうに向かって走る電車だと20年ぐらい思いつづけてたよ。更に良く見ると真紅のTGV(THALYSと言うらしい?)まである! お目当てのユーロスターは安全対策のためか、ホームがガラスで囲まれていたが、セキュリティのおっちゃんに頼むとガラスのドアを開けてくれたので写真を撮ることができた。
TGVも押さえる事ができたので、リヨン駅は行かずに撤収。
○Nortre-dame de Paris
昨日チケットを押さえたNortre-dameを見に、モガドール劇場へ。もちろんスーツ着用。予想にたがわず、日本人なんて一人もいない。東洋系の人もいたがみんな(仲間内どうしでも)フランス語をしゃべっていたので、おそらくオレ以外みんなフランス人じゃなかろうか?
フランス語がまったく分からない(=ストーリーも良く分からない)にも関わらず、かーなーりおもしろかった。これでフランス語が完全に理解できれば最高に面白いに違いない。とりあえず、ClopinとGringoireサイコーということで。Clopinは曲が燃え系の曲ばかりなので、役的に得している感があるがそれでもサイコー。Gringoireはカーテンコールでアンコール(*3)をやったのでサイコー。カッコエェしなぁ。日本に帰ったら彼女君にCDを絶対に借りねば。
フランス人の客って、幕が上がる前に暗くなったとき、「よ! 待ってました!!」とばかりにめちゃめちゃ拍手するのな。これもブロードウェイや日本で見られないことなので、かなり驚いた。
○明日の予定
明日はこの旅行最大のヤマ場、凱旋門賞!! 北駅でParis Tulf(競馬新聞)買ったものの、を時間が無くて全然予想できてないよ。とりあえずGolanから流してみようと思ってるんだが、どうだろう? 新聞には当然のことながら地元場のAquaellisteが大見出しで載っているんだが、ヴェルメイユ賞の勝ち方はそんなにすごくなかったしなぁ。
2001.10.7 (日)
●Paris日記(暫定)
○ロンシャン競馬場へ
今日は待ちに待った凱旋門賞の日。しかし、パリの街は凱旋門賞一色と言うわけではなくて、町の看板やMetroの広告にちょこっと載っている程度。テレビのスポーツニュースでもあまり取り扱ってない。サッカーばかり。
まずは最寄駅のPorte D'Auteil駅へ。9時だというのに地下鉄にはほとんど人がいない。こういう状況は、NYの地下鉄で経験しているので慣れてはいるのだが、それでも警戒をしてしまう。9:45にPorte D'Auteil駅到着。ロンシャン競馬場行きのバスがあるはずなのだがそれらしいのは見当たらない。しかしAuteil競馬場の前で群をなしているバス(*1)の一団を見つけたので、「ロンシャン競馬場へ行くバスはどれか?」と聞いたら、バスのうちひとつを指差したので、それに乗った。しばらくすると走り出したものの、ぐるっと回って止まってしまった。
「先頭のバスに乗ってくれ」
たらい廻しだ。しぶしぶ先頭のバスに乗ると今度は「11時に出発」と言われてしまう始末。しかし結局10:40ぐらいに客が一杯になったのでバスが発車した。ロンシャン競馬場に行こうと思っている人は、11時ぐらいにPorte D'Auteil駅に着くように予定を組んだほうが良い。ちなみにバスの値段はタダ。
○ロンシャン競馬場
11時到着。今日は凱旋門賞の日なので、入場料は50F。それほど待たずに買える。レースは13:55からなので、それほど人は入っていないが最終的には面子の揃った毎日王冠並の人数がいたような気がする。日本ダービーとかのようにぎゅうぎゅう詰めで歩けないと言うほどではない。1時間ぐらい、なんか嬉しくていろいろと走り回って写真を取りまくってしまった(*2)。
雰囲気は東京競馬場に非常に似ている。東京競馬場がロンシャンを真似て作ったので当然と言えば当然だが、コース側からスタンド側を見ると一瞬既視感に襲われる。
客の服装は結構マチマチで、ジーパンの客もいればオレのようにスーツの客もいる。まぁジーパンの客はかなりの少数派なのだが。やっぱり、こう言う日にはスーツの方がいいよね〜。
馬券を買う方法は、いろいろなWebPageで言われてるからここでは省くが、メモ用紙に以下のように書いて売り子さんに渡すのが一番早くてラク。
7. Prix De L'Arc De Triomphe
Jumere Gnanant
50F 15 16
50F 15 17
50F 3 15
Gnanant
50F 15
ちなみに、当回売りではなく前売売りなので窓口が空いた瞬間に最終レースまで買える。
4RのPrix De L'Abbaye De Longchampでは武豊の駆るImperial Beautyが一着となった。けっこう良いものが見れたかも。ホテルに帰ってから気がついたんだが、オレ単勝買ってた…(汗。19頭立ての人気薄(たぶん)なので、けっこう良い配当がついていたかも。10Fしか買ってないけど。まぁ、記念馬券と言うことで取っておこうかしらん。
○Prix De L'Arc De Triomphe
さてとうとう、凱旋門賞。ロンシャン競馬場はパドックから本馬場までスタンドとスタンドの間を競走馬が通るので、そこに陣を構える。次々と出走馬が通るのでぱしぱしとデジカメで撮ってた。Golanからの馬券を買ってたので、Golanが通過するときには「Golan、頼むよ」と一声かけて気合を高める。
しかし、オレの「Golan,C'mon! Golan,C'moooooon!!!!!」の声もむなしく、L.DettoriのSakheeが2着のAquarellisteに6馬身の差をつけて完勝。強ぇぇ。Golanは4着。ちなみに3着は武豊の載るSagacity。オレの馬券的にはモロ立て目。しかし、良い競馬が見られたから、後悔はしないのだ。しないんだったら。
こちらの声援の掛け方は、なんつーか日本の声援からアホ要素を引いた掛け方で非常に好感が持てる。なんといっても爽やかだ。「Yeeeeeaaaaa!」とかも言ったりするんだけど、本当にみんなで喜びを分かち合うというか、日本の一部ファンのように、ただ騒ぎたくて騒いでるのではないというか…上手く表現できないなぁ。理解したければ、ロンシャンまで見に来い!(*3)
Dettoriは飛行機事故の一件もあったので、ファンも本人も非常に喜んでいた。馬券はGolanを買っていたけど、Sakheeが勝って良かったと思うよ。パドックで表彰式が行われたのだが、最後に"God Save The Queen"を音楽隊が演奏したのが非常に印象的だった。その後、Frankyがパドックのファンをバックにプレス撮影。ちょうどオレの目の前でやった。優駿とか競馬ブックとかに載らないかねぇ。上手く写っていれば、かなりの記念になると思うのだが。
○戦績
全部で6R(5Rはパス)、320F使って、戻ってきたのがスクラッチによる払い戻し分20F。4Rの未換金分もあるので、なんとも言えないが事実上300Fの負け。もともと増やすことを考えていないので、これくらいがちょうど良いかもしれない。
○帰還
帰りも往きと同じバスを使って、Porte D'Auteil駅へ。ロンシャン競馬場周辺は大渋滞。駅に着くまで30分も掛かってしまった。このあたりの感覚は大井競馬場からの無料バスの感覚に似ているかな。
帰ってTVをつけたら"Airstrike on Afgan City"のBreakingNewsが。ほとんど全てのチャンネルが流しているな。オレは帰る事が出来るんだろうか?
○明日の予定
明日の予定はルーヴルとモンパルナス周辺。あとは土産物を漁りにいろいろと。
2001.10.8 (月)
●Paris日記(暫定)
○ルーブル美術館
ルーブル美術館の開館が9:00からなので、今日は朝6:30起床。空を見るとなんとなく天気が悪そうなので、サマーセーター一枚羽織ってホテルを出てルーブルへ。有名なピラミッドの前には8時50分の段階で50人ぐらいの列が。
しかし、9時になっても開く気配が一向に無い。前のほうから"Ten Thirty"とか"Strike"とかいった英語が聞こえてくる。聞いてみるとどうやらストライキのため開館が10時30分からになるらしい。オレとしては今日の予定の中では、ルーブル以外に見たいところは無いし、あとから来てもどうせ1時間ぐらいは並ぶのだろうと思ったので、10:30までその場で待つことに。
天気が悪くなりそうだと思っていたら、案の定、強風と雨が。雨は時折強くなるぐらいで大した事は無かったのだが、風がメチャ冷たい。サマーセーターでもヤバいくらいに寒い。地元民が冬物のコートを着て街を歩いてるわけが分かる気がした。
しかし、10:30になっても開く気配が一向に無い(*1)。係員が出てきて、「このままストライキ続行。今日はいつ開くかわからない。開くかどうかもわからない」。なんですとー!! ルーブル美術館巡りは、凱旋門賞の次の重点攻撃目標だっただけにショックがデカい。しょうがないので、予定を変更して、土産物漁りへ。
○土産物漁り
といっても、ガルニエ傍のMonoprixで菓子とワインを買っただけ。一応街中を歩いているときに目を配っていたのだが、決定的なものが見つからない。空港の免税店で買うのも面倒臭いし、Monoprixで買ったほうが安いので、まぁしょうがないよね。
Monoprixで売っているワインは一本3F(60円)から200F(4000円)超のまで様々ある。3Fのワインに物凄く心惹かれたが、妥当な値段のワインを買うことにした。わざわざカーヴまで行って、ヴィンテージなんて買ってもアレだしな。ワイン買い出し旅行なんて柄でもないし。
John(*2)にもパリのドッグフードをお土産に買っていこうとも思ったが、多分検疫関係で没収をくらいそうなので断念。
○バスティーユ
土産物をホテルに置いて、セーターを厚手の冬物に取り替えてもうひとつのオペラ座のあるバスティーユへ。オペラ・バスティーユは写真に取るのも嫌なくらい普通の建物だったな。暖かいものを飲みたくなったので、バスティーユ広場の前のカフェへ。パリ4日目にして、初カフェ(*3)。カフェではカプチーノを注文。このころから雨も上がり陽が差すようになってきた。バスティーユ広場の売店で買った新聞のHeadlineを読みながらマターリ。
○郵便局
彼女君にわざわざ住所を聞いた以上、絵葉書を出さなくてはいけない。そうなると切手を買わなくてはいけない。郵便局にいかなくてはいけない(*4)。
郵便局に切手の自販機らしきものがあったので、適当に操作してみると…良く分からない画面になってしまった。やっぱりフランス語のまま勘で操作するのはヤバい。ので、「取消ボタン」っぽいボタンを連打して初期画面を出して「English」を選択したら、かんたんに切手が出てきた。なんか紙のシールに4.90Fとしか書いてない、味もそっけもないものだが、まぁ遅れるだけ良しとしよう。
○ルーブル美術館。
再びルーブル。この時点で14:00過ぎ。相変わらずストライキは続行中らしい。ウロウロしていても埒が開かないので、ポン=ヌフ行ってカルチェラタンに行ってみるかと思って移動しようとしたら、ストライキ中止の知らせが。これはツイてる。いろいろな所で神様にお祈りした効果がここに!(*5)
ピラミッド前はアホみたいに混んでいるので、地下経由(Rivoli通りに面したところ。地下鉄から直で入場すればもっと早い)で入場。
混み始める前にモナ=リザを押さえておかねばと、途中の作品には目もくれず一気にダビンチのモナ=リザのところへ。5分以上もかぶりつきの場所で見ることが出来た。これだけゆっくりモナ=リザを見られるのは贅沢なことだなぁ。昔、日本で展示されたときは立ち止まることを許されなかったらしいからねぇ。ある意味ストライキのお陰なのかもしれない。
その後はゆっくりと、美術品の見学。ルーブルは曜日によって閉じているスペースがあったり、臨時にしまっているスペースがあったりで思ったより見て周るところは少なかった。しかし、2Fの展示が全てCloseされていたのはツラい。フェルメールとかレンブラントとかの絵が見られないとは…。あと、ルーブルは光の使い方があまりよろしくない。ライトを反射してしまって良く分からない絵が何点もあった。建物の構造上しょうがない事なのかもしれないが、もう少し何とかしてくれないかなぁ。
あとかなり何とかしてくれないかと思ったのが、フラッシュを焚いて写真を撮りまくっている東洋人(*6)。 他の国の人でもフラッシュを焚いて撮ってる人もいるが、圧倒的に東洋人の割合が多い。第一、フラッシュ焚いて絵の写真を撮ってもまともに写っているとは思えないし。フラッシュが作品にどう言う影響を与えるか考えたことはないんだろうか? ないんだろうな。
オレフェイバレット in Louvreは、以下の通り。
- Leonard de VINCI "Portrait de Lisa GHERARDINI" <通称「モナ=リザの微笑み」
- Francisco de ZURBARN "Sainte Apolline"
- Guido RENI "L'Enlevement d'Helene"
- Raffaello SANTI(RAPHAEL) "Saint Michel Terrassant Le Demor(Le Grand Saint Michel)"
- Jasque-Louis DAVID "Sacre de Naporeon I a Nortre-Dame de Paris Par Le PAPE PIE VII"
- Sir Henry RAEBURN "Innocence. Portrait de Nancy Graham"
特に4番目の"Sacre de Naporeon I 〜(いわゆる「ナポレオンの戴冠」)"はイィ!! ずっと目の前のソファに座って見てた。オレのルーブル内滞在時間1位。日本語ガイドツアー客が何組も通過していったが、そのあまりにも説明がマニアックなのには笑ってしまった。ナポレオンの事を逸話(「余の辞書には不可能と言う文字はない」とか)以外全然知らないような人に対して、「絵の中のこの人はナポレオンとジョセフィーヌの間に出来た子で、それが誰と結婚して〜」とか言われてもねぇ。もっと単純に絵を見ても言いと思うんだけど。
他にもルーブルには、ミロのヴィーナスとかドラクロワの自由の女神とかあったけど、それほど凄いとは思わなかったな。
ルーブルを出ると17:00をまわっていたので、美術館の傍のCafe Marlyへ。日向のテラスに陣取って、カフェとオムレツを注文。午前中の寒さが嘘のように暖かい。18:00までガイドを読んでたり、ぼけっと広場を眺めていたりと贅沢な時間を過ごしていた。あ〜、明日は飛行機乗って帰らなくてはいけないんだよなぁ。現実世界に引き戻されるのだなぁ。
○ホテル
ルーブルの後は、Pont Neufを渡ったりCD屋の中をウロウロしたりParis Turf(競馬新聞)を査収してホテル帰還。そろそろ荷造りを始めなくては。
○明日の予定
そういうわけで、パリからの更新は今日が最後。明日の予定は、飛行機に乗って日本に戻ることだけ。
2001.10.9 (火)
●Paris日記(暫定)
○エールフランス航空 276便
7:00起床。9:15ホテルをチェックアウト。
13:15シャルル・ド・ゴール発。…の予定だったが、燃料補給の関係で出発したのは14:15。つまり1時間遅れ。14:00過ぎまで燃料入れてるってどういうことよ?
帰りの飛行機は結構空いていて、オレ席の隣とその隣も空いていた。つまり3席分を自由に使えるわけだ。こんな幸運滅多に無いので、ゆったりと3席分の座席に真横になって眠っていた。狭い1人分の席に押し込められて、12時間もがっちり固められてるのと比べて全然快適さが違う。
窓から外を眺めていると結構、他の航空機に遭遇するのな。とりあえず、すれ違うのと、直行するのと、ベクトルがほとんど同じなのの3機は見えた。他の航空機を見ると、何故だが嬉しくなるねぇ。
2001.10.10 (水)
●Paris日記(暫定)
○帰国
定刻より1時間ほど遅れて、8:30成田着。着陸が非常に上手く、感心してしまった。
つーわけで、無事帰国できたのでParis日記(暫定)はこれで終了。来年は、イギリスのキングジョージあたりでも観に行こうかしらん。もしくはアーリントンのブリーダーズCか?
2001.10.11 (木)
●ありふれた日常
とりあえず今日も会社はお休み。たぶん、会社へ行っても今日のところは戦力にはならん。
まぁ時差ボケを治す意味も込めて外へ出かけようと思い、お買い物&1週間分のマンガ誌立ち読みへ。まぁ、買ってきたものは食料品と競馬ブックとBrothersの続きなんだけど。
駅のエスカレータで、つい後ろを警戒してしまって「あぁ、ここは日本なんだ」と思い直してみたり。なんつーか、日本って平和でいいよね〜。でも、しばらくこの警戒癖は抜けそうに無いかも。
●Paris日記の今後
Paris日記の今後は、写真をくっつけたりとか文章を多少校正してまとめた形でアップする予定。できれば今後ロンシャン競馬場へ行く人たちへの参考になればと思っている。オレもネットで情報集めた(*1)し、WebPageの打ち出しを抱えて歩いてる日本人もいたしね。
でも、いままでがいままでだけに完成するのは1年後に…なるのかなぁ。なるべく早く完成させよう。
△購入本
一気に最終巻まで購入。なんか全然キャラを消化できて無い感じがするのは気のせいなんだろうか? もう少しドロドロしたところに突っ込めばイィのに!
新キャラ2人出ただけで、話的には何も進んでないニャー。
2001.10.14 (日)
●Exchange
渋谷WINSに行った帰りに、東京三菱銀行系列の両替所へ。フランス通貨(ヨーロッパ通貨)は来年からユーロになってしまうため、早めにフランを円に取り替えておかないと紙屑になってしまうからね。
…レート安ぃぃ。現金だと売りは1F=19円強で売るくせに、買いは1F=15円弱かよ。2000F以上余っていたため、1万円ぐらいがブラックホールに吸い込まれてしまったような感覚だ。T/Cだと売り買いの差が1円無いため傷は浅くなるんだが、現地で現金化するのが少し面倒くさいしなぁ。でもこれだけ売り買いの金額に差があるんだったら、もう少し計画を立ててフランを買っておくべきだったね。今までは旅行に行くと大体使い切ってたから、そこらへんを気にして無かったよ。
●競馬
テイエムオーシャンは実に危なげの無い競馬というか、見ていて安心できるレースをしたねぇ。スペシャルウィークの天皇賞・秋ぐらい危なげが無かった、というのは言い過ぎか。
ローズバドはスタート直後の躓きが無かったら、あそこまで思い切った競馬ができたかどうか…。
2001.10.15 (月)
●工事
今日から足柄下郡の某所で工事のため、朝5:30に起きてる。非常に眠い。夕飯を食べたらそのまま居間のソファで爆睡。
会社入ってからこんなに不安な工事は初めて。なんといっても基本設計書が無いし、どういう物品を購入したか判らない。案の定、内部SCSIケーブルを買い漏らしていてDATが接続できないため、近所の電器屋へ買いに行く羽目に。こんな工事だから、工事部門・協力会社にに工事依頼できるわけがなく、SEが手弁当で現場へ向かう。こんなのまともな企業のすることじゃないよなぁ。
●夜空ノムコウ
なんか「夜空ノムコウ」が教科書に載る[sanspo.com]らしいんだが、川村結花(*1)の「か」の字も出てこないのはどういうわけだ!?
2001.10.18 (木)
●人事との面接
といっても、まだ今の会社を辞めるわけじゃないが(*1)。
今日は本社で人事との面接。入社4年目にして初めて本社ビルに脚を踏み入れたよ。入社前は何度か来たことがあるんだけどなぁ。面接を待たせる間の暇つぶしとして、グループディスカッションとかレポート作成とかをさせられるのは、毎度のこと(*2)。
ところで人事の人って本社・支店問わず、みんな自信たっぷりな振舞いするのな〜。あれは、ホントに自信があるのだろうか? それとも演技なのだろうか?
「最後に、なにか言っておきたいことはありますか? 何でもいいですよ。」
と言われたとき上記の事が念頭に浮かんだが、言わなかった。言えなかった。そんな雨上がりの午後。
明日もまた工事なので5:30起き〜。あと3時間しかない〜。
2001.10.19 (金)
●移転
長い間慣れ親しんだgeocities.co.jp[geocities.co.jp]に別れを告げて、pobox.ne.jp[pobox.ne.jp]へお引越し。
Geocitiesは最近著作権がらみでスッタモンダあったため、まぁいい機会だろう。
というわけで、新しくなったところはBBSのみというひんじゃくな当サイトだが、よろしくどうぞ。
2001.10.20 (土)
●競馬
クリスザブレイヴ〜(泣
祝! クリスザブレイヴ、初重賞(富士S)制覇〜!! こんなことならば、午後1時過ぎに目を覚ましても府中競馬場に突撃するべきだったよ。ノーザンテーストの仔は3度成長するという伝説は、ウソでは無かったのだ。
マイルCSでは軸で買おうと決心しているのだが、オレが買うと多分来ないんだよなぁ。
菊花賞の予想をアップ。武豊の乗るダンツフレームが本命というヘタレ予想だが、一年を通して応援してきた馬なので最後の1冠ぐらいは取らせてやりたいのだ。
2001.10.21 (日)
●情報処理試験
情報セキュアドの試験、けっこうできたかも知れない。しかし午後の問題はほとんど完璧なのだが、午前中のマークシートがヤバい。システム監査に関する問題がこんなに多いとは思わなかった。もっと暗号化とかフィルタリングポリシとか技術方面の問題が出ると思ってたのに。あとセキュリティの試験のくせにM/M/1の待ち行列とか出てくるか〜?(*1)。
レベル的には1種と2種の中間って感じがしたんだが、ひょっとしたら簡単なのは今年だけなのかもしれない。まぁ午前中さえ7割クリアしていれば受かるかな。落ちていても来年は午前の勉強、特に自分が苦手な分野さえ勉強すれば何とかなりそうなので(競馬の日程次第で)受験するかも。
●競馬・菊花賞
今日も今日とて、例に漏れず午前中の試験を早めに切り上げて渋谷WINSへ馬券を買いに行く。そして午後IIの試験も40分で書きあがった(この時点で15:10)ので、急いで渋谷WINSへ。なんとか発走10分前に到着。そして、モニタ観戦。
やっぱりスローペースからヨーイドンの競馬になったけど、2000m通過が2.07.2で上がり1000mが1.00.0の展開、そしてあの位置取りでは差しに回った組が総崩れなのは明白ですな。おもわず4角の時点で、
「武はどこだ〜!」
と言ってたしな、オレ。
…武豊はダンツフレームの脚を過信しすぎていたような気がするなぁ。少なくともあのスローペース、しかも最後方待機で突っ込んでくるような馬にはとても思えない。
…角田は終始ジャングルポケットとケンカをしていたように見えた。2000m過ぎまであんな乗り方をしてたのでは、とてもじゃないが持たないだろう。
●最近の巡回先
- 実家に電話して一言@明日はボールで初陣@シャア専用[2ch.net]
- ツ モ@顔文字[2ch.net]
△購入本
2001.10.23 (火)
△購入本
日曜日に買った上巻[pobox.ne.jp]の続き。
- プラネテス 第2巻 (幸村誠著:講談社)
やっと出たよ〜。とりあえず、今までにモーニングで掲載された分が全て1・2巻で網羅されてるので、未読の人は絶対見ておけ!!
最初、タナベはウザい奴だと思っていたが、こうやって通しで見てみると結構スンナリ受け入れることができている自分にオドロキ。
あとロックスミスがカッコエエ〜。タンデムミラーエンジンのメルトダウン事故の責任を追求されて「データは取れた。次は失敗しないので期待してくれ」と言い放つところにシビレタ(*1)。フツー言えね〜。
プラネテスの次の話(12話)は11月19日のイブニングなので1ヶ月の辛抱。このあと12月からモーニングで隔月連載という事で、嬉しいことは嬉しいのだが品質が落ちることだけが心配ですな。
2001.10.28 (日)
●週末
昨日、彼女君に借りた「Nortre-dame de Paris」のCDを聴く。フランス語版と英語版の両方を借りたのだが、やはり英語版はなんか違和感がある。やはり最初に刷り込まれたフランス語版の方が(聞き取れないが)しっくりくるねぇ。
●競馬
今日は起きたら雨だったので、「げ、雨だったらオペラオー=ドドウで決まりじゃん」と思ってしまい、競馬場にもWINSにも行かずに家で天皇賞観戦。
…アグネスデジタル来たよ。競馬予想は○=◎で的中しているのだが、良馬場を想定していたので馬券が当たってたがどうかは疑問。雨だがらオペ=ドト馬券を1点で買ってるような気がするし。でも、なんか悔しいなぁ…。
海の向こうのブリーダーズCでは昨年の覇者Tiznowが凱旋門賞馬Sakheeとの叩き合いの末クラシックを制した。世界の競馬@NHK BS1で見たけど、去年のGiants Causewayとのマッチレースの再現と言う感じでトリハダもののレースだったね。現地で見たかったよ〜
2001.10.29 (月)
●仕事
先週・今週と営業部の支援で外回り営業をしている。外回り営業は実に導入研修以来だから、3年ぶりか。
一軒一軒、民家をたずねて売りまわる「飛び込み営業」なので、非常に効率が悪い。
なんだか「ウチの会社って本当にヒトが余っているんだなぁ」と実感しますな。時給換算で数千円もする正社員をこんなに効率の悪い仕事に注ぎ込むなんて…。普通は代理店かバイトを使う気がするんだが、そこに廻すカネすら無いという事か…。
ちなみに、今月5日しか事務所出てない。事務処理が滞る…。
2001.10.30 (火)
●競馬
JCBの予想を更新。
明日は絶対に会社が終わったら大井競馬場へ直行するのだ! 米国版ブリーダーズCに比べるとどうしても見劣りしてしまうものの、結構良いメンバーが揃ったと思う。これでトーシンブリザードさえ無事に出走できていれば完璧だったのに…。
●ネットゲー
隙を見てRagnarok[ragnarokonline.com]をやってたりする。英語版のα版だけど(w 混んでる時間帯だとラグまくりでワープしまくりなんだけど、暇をつぶす分には良いかもしれない。>ScreenShot(111k)
2001.10.31 (水)
●競馬
仕事が久々に早めにハネたので、真っ直ぐに大井競馬場へ。6時20分現着。
こんなに大井に人が入っているのを見るのは久々な気がする。スタンドもコース前も人でぎっしり。売上の方は良くわからないが、コレだけ人が入ればJBCはまずまずの成功と言えるのではなかろうか?
「締め切りまで後3分」の電光掲示板の文字が5分間表示される「刻が停まる」という大井競馬場では良くある現象も、今日に限っては無かった。いつも出走予定時刻より5〜10分は遅れる(*1)くせに。
レースはJBCスプリント・クラシックとも本命サイドで決まっていたので、オレを含めみんなそれなりに満足。それにしてもフレアリングマズルは強いんだか弱いんだか良くわからん。