第40回アメリカジョッキーズクラブカップ

芝外・2200m
中山競馬場・１月２４日
(混合)・別定
サラ５歳上・オープン
『目指すは天皇賞』

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枠順確定・出走馬11頭

枠 番	馬 番	予想	馬名	性年令	斤量	騎手	前走
1	１	…	メジロスティード	牡７	57	後藤	京都金杯(G3)・12着
2	２	…	テイエムトップダン	牡６	57	和田	小倉記念(G3)・12着
3	３	…	コスモブレイザー	牡５	56	田中勝	初茜賞(900)・２着
4	４	▲	スペシャルウィーク	牡５	58	ペリエ	ジャパンカップ(GI)・３着
5	10	…	トキオエクセレント	騙６	57	サンダース	中山金杯(G3)・８着
6	６	…	(外)エイシンオリンピア	牡８	57	橋本広	マリーンC(OP)・５着
	７	…	メジロランバート	牡５	56	吉田	冬至S(1600)・１着
7	８	○	シグナスヒーロー	牡８	57	加藤	中山金杯(G3)・３着
	９	…	カシマドリーム	牡７	57	的場	エイプリルS(OP)・７着
8	10	◎	サイレントハンター	牡７	58	柴田善	中山金杯(G3)・１着
	11	…	チアズサイレンス	牡７	57	蛯名	洛陽S(OP)・10着
＜備考欄＞ 斤量のBはブリンカー装着馬を表します。

• のうがき

  メンバーが粒ぞろいなのか、なんなのかよく分からない。
  ダービー馬から本賞金800万円の馬まで、まさに玉石混淆といった形だ。しかし、ダービー馬がAJCCを勝つのか？ というと、これがまた難しい。
  本命馬は、サイレントハンター。2200mは確かにキツイと思うのだが、他にこれといった逃げ馬もいないのでスローペースから逃げ粘ることは出来る。展開ははすべて柴田善が握っていると言っても良い。またサイレントハンターはスペシャルウィークと同じ馬主。この事実はいったいなにを意味するのか？
  対抗は、シグナスヒーロー。いつも最後方から残り300mに望みを託して追い込んでくる馬。その極端な競馬っぷりは、まったくもって当てになるものではない。しかし、去年の日経賞で20万馬券の片棒を担いだのはコイツだ。日経賞は中山2500m。AJCCは中山2200m。差せるか否か。
  単穴は、スペシャルウィーク。重いといわれようが、調教走らなかろうが、今まで複勝率100%。腐ってもダービー馬。まさか着を外すわけには行かないでしょう。世界のペリエを鞍上に、G1馬としての意地をどこまで見せられるかがカギ。

結果

• 短評
  あれほど「太い」「重い」言われていたスペシャルウィークがまったく危なげなく直線抜け出して３馬身差の勝利。やはり「格が違う」とはこのことを差すのか。
  最後の１ハロンのラップが2200m通じて一番速い(11秒7)のは、少しいただけない。完全に上がりのみの競馬。サンデーサイレンス産駒が最も得意とする展開ですな。
  ２着のサイレントハンターはハナを切れなかったが、２番手で折り合えて最後粘れたのは収穫。1800mの馬と思っていたが、2400mまでなら持つだろう。ただし、「逃げ馬不在」のレースに限られることではあるが。