頭はサイレンススズカで決まり。これ以上ない絶好の1番枠からの出走。さらに唯一絡んできそうなサイレントハンターは6番枠と外目。気をつけるのは出遅れだけで、出遅れさえしなければただ一周回ってくるだけで武豊の7週連続重賞制覇となってしまうだろう。
また、タイムの面からもサイレンススズカの優位は揺るがない。前走毎日王冠のの前後半1000mのタイムは、マイペースの逃げで57.7−59.8。このタイムで駆け抜ければ1分57秒5でヤエノムテキがもつレコード1分58秒2を0秒7上回る。左回りでは金鯱賞での1分57秒8というレコードも持っているし、仮柵をはずしたBコース使用で内側の馬場状態も絶好。もう、本当、死角を探すのに苦労する。単勝は1.3倍ぐらいつくのかな？

オフサイドトラップは、４歳時にはクラシック候補として騒がれていたほどの馬。８歳の今になって充実化し、隙のない走りを見せている。柴田善に乗り変わるのがちょっと不安ではあるが少なくとも他の馬よりは順調という面で推しておく。まぁ２着になんて興味はないが。

結果

• 短評
  サイレンススズカが1000mを57.4秒で逃げ４角手前で故障発生。それからのレースはおぼえてません。まじで。ボーッとアルタの電光掲示板を見てました。ゴール後にオフサイドトラップの名を聞いて、「ああ、そうか」と思った始末。
  この天皇賞はサイレンススズカの故障で後続がまともに不利を受けるということがあったので（為念：武豊は最善の処理をしたと思う）、評価しづらい。1分59秒3というタイムも予想されていた時計とは、かなりの開きがある。たとえサイレンスが直線バタバタでも差し切れていた時計なのか、疑問がのこる。後味の悪い天皇賞。これだけははっきりと言える。