一部、記憶が曖昧ですので、すべて事実とは限らないです。
脚色部分が多分に含まれていることを考慮してください。
さぁ、本格的に忘れてきたぞ。
しかし、思い出したこともあるので不意に追記したりもする。
彼女君:「父です」
俺:「はぃ?」
初手からあまりの突然の展開にパニック状態。
父:「うちの娘をよろしく頼むね。」
え? それって「この旅行中」って意味…だよね?
なんやかんやで、成田着。ここでAce of Spades氏と合流。
飛行機は定時どおり18時に離陸。シートに押し付けられるGが快感ですな。
前席のバックシートには液晶モニタがあってビデオとか音楽(これは画は無いか)が楽しめるんですが、そこに「ゲーム」なるメニューがありました。
…しょぼい。「リバーシ」とかいうオセロパクリゲームは、何回やってもパーフェクト勝ちになってしまう。8×8のマス目で25-0とかもあったぞ。テトリスパクリゲームも、コントローラがへぼなのかうまくブロックが落下しない。やっぱり日本ってゲーム大国なのね〜、と思う。
#彼女君はテトリスゲーを死ぬほどやってました。5時間以上はやってたね。脱帽。
彼女君がゲームにいそしむ中、リッキー・マーチンやマドンナを聴きながら寝る。リッキー・マーチンはなんで売れてるんだろう? ヒロミ・ゴーの影響?
で、バスを待っていたのだが時間になっても来ない。ので、うろうろしていたら、それらしい車を発見。とことこ彼女君が近づくと、車の中からは警官数人と「手錠」をつけた男性が…。この瞬間、時が止まった。護送車?
なんとかバスもつかまり、一路マンハッタンへ。…渋滞にはまり、結局2時間かかった。ホテルは7th Ave. 52nd St.のSheraton NewYork Hotel & Towers。スポーツジムとかもあったけど結局使わなかったな。
その日はもう外に出る気がおきず、寝ることにする。シャワーのお湯の出し方が全然わからず、三人で頭を悩ましていたが、蛇口を目いっぱいひねれば出るということに気づいて事無きを得た。部屋はそんなに広くなかったなぁ。まぁ、3人ひと部屋でダブルベッドが二つも入ってれば狭くもなるか。
夜中、いったん目が覚めた時に横で寝てるはずの彼女君の寝息がまったく聞こえず、
「ベッドから落ちたか?」とか「まさか死んでるのでは?」
と思ったが、朝起きたら隣でちゃんと寝てた。う〜ん。消音設計。
追記:
「『消音設計』の部分まで読んだ」と主張する彼女君に、この間叩かれました。
いったいどの部分がいけなかったんでしょうか?
さっぱりわかりません。
ひょっとして「テトリスゲー?」<たぶんチガウ。
今日の最初の目的地は自由の女神像。とりあえず地下鉄で15$で11回乗れるメトロカードを購入し、サウスフェリーポートへ。
サウスフェリーポートはえらい混雑。ヨーロッパのおのぼりさんとかが多いらしいが、みんな同じに見える。スタンドでホットドッグとレモネードを査収。レモネード甘い。
image:フェリーの情景。奥に見えるのはロウアーマンハッタン。
リバティー島に着くと、そこは長蛇の列。まさかこの俺が2時間並ぶとは…。てっぺんまで行くのはあきらめ、途中の台座まで。だが結構な高さはあった。風が気持ちよい。
image:自由の女神…の影。右上は行列。がんばって並んでくれぃ。
で、うろうろしつつ、いろいろな角度から女神像を見る。ウルトラクイズはなぜ終わってしまったんだろうなぁ。と感慨にふける暇も無く、帰りのフェリー乗り場へ。帰りのフェリーでは、かわいい顔して腕と脚はヒグマというお嬢さんとエンカウント。ただただ、すげぇゼと思うばかり。日本じゃ見られませんぜ、旦那。
サウスフェリーポートでは映画の撮影をやっていた。"15minutes"とか言う題名らしい(看板立ってた)が、主演も監督の名前も知らん。おそらく日本には来ないに違いない。無視してそのまま歩いてワールドトレードセンター(WTC)へ。TKTSの支店で今夜のミュージカルのチケットを買うためだ。
…どこだ、TKTS。セキュリティのおっちゃんの言うとおりに来たらへんなホテルにたどり着いたぞ。また戻ってほかの人に聞いてみると、セキュリティのおっちゃんに聞いた場所のすぐ上の階だったことが判明。こ〜ろ〜す〜。
TKTSで、Ace of Spade氏が、
AoS:「Le miserableくれ」
店:「ない」
AoS:「じゃFootloseくれ」
店:「ない」
と、熾烈なバトルを繰り広げた挙句、"Smokey Joe's Cafe"をゲット。
昼飯はイタリアンなファストフード屋でピザ。最低単位が1/5枚。…食えん。が、となりのお子様はむしゃむしゃ食べてる。絶句。この店以降、本旅行ではピザを食していません。
その後、WTCの展望台へ。乾燥した空気と光にやられて目がしぱしぱしてました。かーなーり、目が開けづらい状況。
明日のマチネのミュージカルのチケットを買うべく、TimesSquareのビジターセンターへ。"CHICAGO"の前から4列目真ん中を押さえることができた。売り子の兄ちゃんにも、
「あんたらついてるねぇ。」
と言われてしまった。
ホテルに戻った後、"Smokey Joe's Cafe"鑑賞。隣のおばちゃん達が曲にあわせて大声で唄っていた。なんなんだ、こいつらは。即隣の彼女君は完全にキレてた。その後、ストレス発散の矛先がこちらに向けられましたが…。
ホテルに戻って、めし食って、明日の予定決めて、風呂はいって、寝る。夜の2時。おやすみ。
「それだけじゃない。その下全部が今日の。」
は? ってこれ、正月の新聞並みにボリュームあるぞ。
…リュックに入りきらないので彼女君に半分持ってもらう。
朝食は、セントラルパーク西側のカフェでベルギーワッフル。
なんか、タラコみたいなアイスクリーム状の物体がついてきたが、
なめてみるとストロベリー味。完全にタラコの味を想像していたのでかなりショック。
牛乳だと思って飲んだらドリンクヨーグルトだったみたいなショック。
となりの席では、ポケモンのTシャツ着たお子様がポケモン(赤)をやっていた。
田尻智恐るべし。
後で判明したことだが、N.Y.では毎朝ポケモンのアニメも放送していた。
やっぱり英語の吹き替え。
でもピカチュウは、まんまだったような。
ダコタハウスを経由して、自然史博物館へ。
ダコタハウスは危うく通りすぎるところだった…。
だって何も書いてないんだもの。
自然史博物館では、なんだか骨しか見なかった気がするな。
Ace of Spades氏もなんだかホネホネロックとか歌ってた気がするし。
あと何故かは忘れたが、
自然史博物館では「大槻ケンヂのANN」のネタでSpades氏と二人で盛り上がってた。
すげえぜ。8年ぐらい前のネタなのに記憶の扉がバンバン開いていく。
今ではもう閉じてしまったけどね。
image:自然史博物館。小雨まじり。
今日のミュージカルはマチネの"CHICAGO"なので、ホテルに一旦戻って着替えることに。が、地下鉄が来ない。30分待ってるのに"B"の地
下鉄が来ない。ので、"C"の地下鉄(待ち始めてから4本目。"A"や"D"を合わせると10本以上通過している。)に乗って、50St.の駅から少し歩くことに決定。
何やら7th. Aveではお祭りが開かれてる模様。
そういえば、昨日ホテルのフロントから部屋の電話に留守電が入っていて、
「明日は『ムービー(?)フェスティバル』があるから、7th Ave.は通行止になるよん。」
と言っていたような…。このことだったのか。
ホテルでスーツに着替えて"CHICAGO"へ。圧巻。日本人じゃぁ無理だわ。絶対。 出演している姉ちゃんたちがめちゃめちゃカッコイイ。腹筋がスゲェ。 いや、すごいのは腹筋だけじゃないんだけどさ。
ホテルでまた着替えて、徒歩でエンパイアステートビルヂングへ。 途中で夕飯を食べるためにレストランへ突入。 私が頼んだのはスペアリブのハーフとか言うやつとバドワイザー。 バドガールのいない店で初めてバドワイザーを飲んだ。 ほかの二人は、果敢にも10Oz.のステーキに挑戦。
「10Oz.って、どれくらい? 何グラム?」
「さぁ?」
…無謀だった。(これも後にわかったことだが、10Oz.≒300グラム弱)
そこの店員のRichardはとてもいいやつだった。残した肉を包んでくれたしね。
エンパイアの展望台はとても寒かった。風強いし。てなわけで、早々に帰って寝る。
image:夜景。見えるのはクライスラービル。一秒静止は結構辛い。
最初の目標地点はイントレピッド博物館。
途中でQueen ElizabethUが停泊していて、旅行客がごった返していた。
そういえばこの船、この間横浜にも来ていたな。
image:Queen ElizabethU。
イントレピッドは退役空母で、中にいろいろ艦載機やら何やら詰まっている。
他にも、潜水艦やフリゲート艦が浮かんでいて、海軍ラヴな人々にもお奨め。
これで戦艦でもあれば完璧だったのになぁ。
艦載機inイントレピッド、俺ランキング
1st | F-14D |
---|---|
2nd | AV-8B |
3rd | A-12 |
番外 | T-72 |
なぜか外にはソビエトのMain Battle Tank、T-72が。
シャーマン戦車(だったか?)と隣り合わせに置いてあったが、カッコイイのなんの。
車高低いし。大戦略では最速の戦車だし。
image:T-72。後ろは停泊中の豪華客船。
途中で、日本で頼んでおいたチケットを業者から受け取り、タイムズスクエアへ。
昼飯はマクドナルドでビックマック with Coke ラージサイズ。でかいね。
うん、でかいでかい。
と思ったら街で、もひとつ上のサイズを抱えて飲んでいるおばさんを見た。
なにあれ。バケツ?
image:KTSのとこから適当に撮ったタイムズスクウェアの一角。
その後、TKTSで"Cats"のチケットを査収するべく並ぶ。 日向で1時間並ぶのは結構辛い。 しかし、その甲斐もあって"Cats"を無事査収。40$也。
大リーグを見ようということで、ニューヨーク・メッツのクラブハウスへ突撃。 …見つからない。その辺をぷらぷらしているお巡りさんに聞いてみると、
「引っ越したよ。」
とのこと、引っ越し先は知らないらしい。う〜ん。まいったね。
Ace of Spade氏は、N.Y.の警官の「拳銃に紐がついていない」ことを
しきりと感心していた。
ウォール街では警官と銀行強盗の銃撃戦もあったことだし。
#ちなみに銀行強盗は36発の弾丸を受けてお亡くなりになったらしい。
#あんたら、撃ち過ぎ。
しょうがないので5th Ave.をふらふらと。 金色の悪趣味タワーとか、Schwarzとかに入る。 ラジオシティーミュージックホールは改装中だった。 Schwarzでテレタビーズ(Tinkey Winkey)のぬいぐるみと、 ラブラドールレトリバーのぬいぐるみを査収。
夜は"Cats"。日本のとはやっぱり違うねぇ。歌詞と曲がマッチしてるんだよねぇ。
日本のは無理矢理、歌詞をあわせている感じがする。
劇団四季のも、まぁあれはあれですごいけど、結局は、
「よく真似たね。」
というレベルでしかないんだなぁ、と思ってしまったよ。
また、演目が演目だけあって、日本人も多かった。
シアターの隣のShopでは、
日本からの修学旅行生が「がやがやがや」と入ってきて、大騒ぎしながら買い物。
「時間だぞ〜」
という教師の声で「ぞろぞろぞろ」と出ていった。
なーんか、日本人が海外で嫌われるわけがよぉくわかった。
恥ずかしいですな、まったく。
Shopの表で彼女君とAce of Spades氏を待ってる間に、 停車中のタクシーと自転車の衝突を目撃。 自転車が走ってきたところにタクシーのドアが開いたわけだ。 自転車の兄ちゃんは、きれいに吹っ飛んでました。アイザック=ニュートン先生万歳。 ま、たいした怪我はなさそうだったのでよかったです。ふらふら歩いてたし。
追記:
イントレピッド博物館で、太平洋戦争関連の展示を見たときはイタかったねぇ。
航空機に「旭日旗(日章旗)」の撃墜マークとかついてたりすると、特にね。
みんな忘れたふりをしてるけど、60年前は戦争やってたんだよ。
俺の爺さん達の世代が、
航空母艦に爆弾抱えて突っ込んでまでして守ろうとしたモノはなんだったんだろう。
今の自分が、いろいろな人の死の後にあって、
いろいろな人の生の前にあるんだなぁとぼんやりと考えてしまったよ。
#自分は援助交際女子高生やそれを買うオヤジを守るためには死ね…ないなぁ。
朝、スタンドでベーグル with チーズとコーヒーを査収。あと新聞。
彼女君はアメリカンチェリーも査収してましたな。
朝飯はCentral Park内のベンチで食べる。
そばでは、犬たちが駆けずり回っている。日本でもよく見られる光景。
さて出発ということでしばらく歩くと…迷った。 Central Parkの中は道が変にカーブしているから、 東西南北どの方向を向いているのかがわからん。 曇っているから太陽の位置で判断もできない。 とりあえず5th Ave.には出られたので、事無きを得た。
彼女君は、Central Parkのリスさん達とコミニュケーションを取ろうと悪戦苦闘。 アメリカンチェリーは半ば、リスの餌として購入したのだった。
「り〜す。りす。りす。りす。」
としゃべりつつリスに近づいていく様は、なんと形容すべきか。
#私は、彼女君のこ〜ゆ〜行動には、もう慣れましたが。
#どうなんですか?>AoS氏
「あーん。逃げられたぁ〜。」
そりゃ逃げるわ。
image:リスさん。なかなかすばしっこい。
メトはめちゃめちゃ広い。まともに見ようと思ったら1週間はかかる。 ので、今回(…今回?)は、「ヨーロッパ絵画」「兵器・よろいかぶと」 「ヨーロッパ彫刻・装飾美術(の一部)「19世紀ヨーロッパ絵画・彫刻」を見てまわる。
image:メト。なぜかモノクロ。
しっかし、いいね。ここは。日本の美術館とどこが違うんだろう?
その1:ヒト、ヒト、ヒトでごった返していない。落ち着いて見られる。
その2:天井が高い。広い。
あまり出てこないな。でも結構、この2点が重要なんだな。 「ゴッホ展」とかで絵の前で5分静止とかできないものな。 日本の美術館は赤字続きだけど、海外の美術館はそうでもないらしい。 国や人々の芸術に対する姿勢というものが根本的に違うんだなぁ。
絵画inメトロポリタン美術館、俺ランキング
1st | Francois Charles DROUAIS , "Mme Charles Siman Favart" |
---|---|
2nd | Jean Marc NATTIER , "Mme Marsollie and her dauter" |
3rd | Jean Baptiste Grenze , "Broken eggs" |
この3点に「グッ」ときたね。宗教画とかもたくさんあったけど、 いまいち「グッ」と来ないんだよなぁ。
昼飯を美術館内のカフェで食べて、メッツのクラブハウスへゴー。今朝、ホテルのコンシェルジェ(なのか?)のおかげで場所はわかった。
…無い。いろいろな人を頼ること数度、終に発見。 最初言ってたのと違う全然場所じゃねぇかよ。 バックネット裏のMEZZANINEを購入。約20$。 吉井のユニホームのレプリカも売っていたが興味無し。 ピアザのユニホームに心惹かれたが、「いまさらピアザもなぁ…」と買わず。
その後、5th Ave.のディズニーストアで親から頼まれていた、 自由の女神コスプレ版ミニーマウスを査収。 実際頼まれていたのはミッキーだったが、 "女"神ということでミニーしか売ってないのだ。
夜はミュージカルの"Cabaret"。
MEZZANINEよりもテーブル席の一番前で見るべきミュージカルですな。
もし"Cabaret"を見ようという人がいたら、
どんなに苦労してでもテーブル席の一番前を取りましょう。取りなさい。取れ。
後悔するよ、男ならな。
AoS氏は「嘗められてはいけない」ということで、Cocktailを飲みながら鑑賞。
そういえば、シャンパンをボトルで抱えてる輩が何人もいた。
奴らはこの時間の間に飲み干す気なのだろうか。
ヘロヘロになるんじゃあないのか?
…夜中、なんか重苦しい。で目を覚ますと俺のクビの上に彼女の腕が。
「う〜ん。う〜ん。」
対猫用アタッチメントをつけたピカプーのように手足をばたつかせるが、腕は一向に外れない。
#ピカプーを知らない人にはわからない表現だよなぁ。
「…そうか、俺の手で彼女君の腕を動かせばいいんだ。」
謎は解けた。よっこいしょ。
追記:
絵画inメトロポリタン美術館、俺2ndの絵は、
自宅マシンの壁紙となってたりします。
落ちているもんだねぇ。
さらに追記:
そういえばグランドセントラルSt.にも行ってましたね。けっこういい感じの駅です。日本にはない雰囲気。銀河鉄道999で見たような、松本零士ちっくな駅ですわ。
image:グランドセントラルSt.。ちょいブレ。
出てくると表では、スチールドラムのコンサートみたいなものをやっていた。
近所の幼稚園の子供らが集まって踊っているのだが。
…すげぇぜ。やつら血で踊ってやがる。
ロックフェラーセンターに移動。GMビルを見て、 冬の時期にスケートをやっている広場はカフェになっていてよくわからなかった。 やはり冬に来るしかないのか。
そして、ミュージカル"Rag Time"。話にはきいていたが、まさかこれほどとは。
脚本もさることながら、曲の構成がすばらしい。話の盛り上げ方を心得ている。
思わずCD衝動買い。
"Rag Time"のように言葉がわからなくてもわかるミュージカルは少ない。
#あとは、"The Phantom of the Opera"ぐらいか。
#他の初見のミュージカルは50%わかっているかどうか、ってところだからねぇ。
いやぁ、感動ものです。絶対、日本人には真似できません。 物語の中に白人・黒人・ユダヤ人という人種的なモノが含まれているので、無理。 ロンドンでは早々にクローズになったと言うし。
夜は、入ろうと予定していたジャズバーが見つからず、
飛び込みでジャズバーらしきところへ突撃。命知らずですね。
最初は気づかなかったが、奥のほうにダンスホールらしきところがあって、
途中からダンスレッスンみたいなものをやっていた。
ウィスキーを頼むと、
「ロックか?」
と聞かれたので、「そうだ」と答えると、
グラスになみなみ注がれたウィスキーが出てきた。6$。
安い。日本より全然安い。
彼女君はワインクーラーをご所望だったが、
そんなものがあるはずも無く、しかたなくスクリュードライバーを頼むと、
ウォッカ5:オレンジジュース3:氷2
の割合のスクリューが出てきた。しかも分量はかなり適当。
こぼれようが、あふれようが、全然気にしない。
おそらく場合によっては、ウォッカ9とかもありうる。
AoE氏は初手はバド。しかし、その後いろいろと飲んでいたご様子。
10時30分過ぎにバンドの面子がやってきて演奏が始まる。
すると、それにあわせて客も踊り始める。
40歳過ぎ(に見える)オヤジなんか、20そこそこの女の子をとっかえひっかえ踊りまくり。うらやましいぜ、おっさん。
今度来るまでには、英会話の他にダンスもマスターせねば。
俺は、踊れるわけもないので、ただ見ていただけ。が、客のおっさんに、
「なんでお前は踊らないんだ。」
と絡まれるが、ここらへんの話は、AoS氏の Side B で詳しく語られると思うので割愛。>よろしくぅ。
午前様になるとさすがに怖いので、11時30分ごろ撤収。 運良く店の前にタクシーが停まっていたので、生き延びることができました。
朝。毎日起きる順番は決まっていて、AoS氏→俺→彼女君の順。 特に彼女君の朝の起きなさっぷりといったら、特筆に値する。
「お〜き〜ろ〜!」
と起こしても、
「うにゃ。にゃぁ〜」
と、強引にスリープモードに突入(猫か?)。 起こし始めてから、完全に起動するまで20分ぐらいかかる 何をしても起きない。それで
・をしても起きない。寝ぼけて「うにゅ〜」とか言っとる。 ほんとに来春から会社通いできるのか?
今日の攻略拠点は東側。まずは国連本部へ。
最近の国連は、まったく威力というか威厳がないので好きくない。
コソボの一件しかり…。
まぁ、国連の限界というものが60年経って露見してきたと見るのが妥当なのかな。
国連本部では、いかにも「日本のサラリーマンでございます」というような背広の一団と遭遇。おそらくどこぞの地方議会議員の「視察という名の観光」旅行なんだろう。<偏見。
ガイドツアーでは、安全保障理事会や国連総会の会議室等を案内される。
ツアーに参加したのは、アメリカ人、ドイツ人、日本人等々と多国籍。
ここでも、第二次大戦時の「ヒロシマ・ナガサキ」の話になり、
また「あいたたた」となってしまった。
日本でも原爆記念博物館とか行ったけど、異国だと感じ方が全然違いますな。
思わず国連で時間を潰してしまったので、急いで地下鉄に乗りメッツv.s.パドレス戦をやっているShea Studiumへ。Shea StudiumはQueens地区のラガーディア空港のそばにあり、飛行機がごーごー上空を飛んでいた。 そのときにスタジアムやその駐車場を横切る影がもうサイコー。 少し前の二宮ひかるのマンガで女教師が、
「ね?」
と微笑むのもうなづける。
#って何書いてるんだ、俺。
地下鉄内から見ただけだが、Queensはけっこう怖そな街だ。 夜中ひとりで歩いたら即撃たれるね。 N.Yは治安が良くなったと言われるが、それはマンハッタンだけなんだろうなぁ。
駅についたときに国歌斉唱が行われていて、。結局プレイボールには間に合わなかった。とりあえず、昼飯としてハンバーガーとフライドポテトとペプシコーラを査収。
あまりのポテトの量の多さに辟易。
日本の野球と違うと感じたところが何点かあった。
1. | 球場全体がホームチーム贔屓 |
---|---|
2. | 平日の昼なのにやたら子供が多い。スクールバスで乗りつけてる。 |
3. | スコアブックをつけている人がやたら多い。 |
ゲームの結果は、メッツの大勝。彼女君は昼飯直後、猛烈な睡魔と戦っておりました。 負けてましたが…。
image:Shea Studium。
その後、マンハッタンに戻ってお買い物。メッツのクラブハウスに行って、往年の名選手ゲーリッグのユニホームレプリカみたいなものと、
よく知らん選手のTシャツを査収。←ほとんどXLサイズで、Lサイズはほとんど無かった。
夜はミュージカル「フォッシー」。…彼女君とかは感動していたようだが、オレ的にはイマイチ。
「感心はするが、感動はしない。」
と言う表現が妥当だ。たしかに、踊りや立ち姿のキマり具合は凄いのだが…。この後、彼女君は「フォッシースタイル」を真似するのに苦心。記念写真がなぜかフォッシースタイル…。
でも、俺ってNHL良く知らないんだよね…。
彼女君は土産屋で或る選手のユニフォームレプリカを購入しようとしていたが、
子供用サイズが無くて断念。
このあとはニューヨーク証券取引所へ行って見学ツアーの整理券を貰うべく、ウォール街へ。
…整理券、配り終わってた(泣)。
う〜ん。かなり行きたいとこランキングの上位に入っていただけに惜しい。
が、しょうがないか。
image: ウォール街。
次のチェックポイントはブルックリン橋。
そう、今は亡きウルトラクイズ(福留Ver.)でおなじみのアレだ。
しかし、船でくぐりながら10問早解きをやるのではなく、歩いて渡るのだ。
とりあえず橋の袂まで来たのだが、
橋自体は遥か上方にあってアプローチ方法がぜんぜん分からない。
どうやってあそこ(ビルの10Fぐらいの高さ)に上ればいいのだろう?
考えていてもラチがあかないので、そばにいた人(警官だっけ?)に聞くと、
もっと陸側からじゃないと行けないらしい。う〜ん。メンドくさいなぁ。
#ちなみにウォール街からここまで結構歩いてマス。
で、ブルックリン橋を徒歩で渡れることになったのだが、これが結構長い。
しかも陽射し強い。半分ぐらいわたったとこで後悔気味なのだが、時すでに遅し。
最終的には結局20分ぐらい歩いてたような気がするぞ。
image:
ブルックリン橋からマンハッタン。この時は、まだ歩き始め。
橋を渡ると、そこはブルックリン地区(あたりまえか)。 でも、なんだか怖そうな雰囲気がするので早々に地下鉄で退散して、チャイナタウンへ。
ンマ〜イ! チャイナタウンはいいね〜!! ニューヨーク来て初めて美味いメシを食べた気がするぞ。今までは、デリの個性的風味なフードを食べてただけだからなぁ…。入った中華の店では、ワゴンで次々と食い物が運ばれてきて、
「これ食べます?」
とか言われて、
「食う!! 食う!!」
って言うと、テーブルの上に乗っけてくれるシステム(だったような)。
#それとも、あらかじめコースがある程度決まってたんだっけか?
他にも露店で売ってる春巻とヤキソバを査収してホテルに帰還しました。これも美味かった。
で、夜のミュージカルは「オペラ座の怪人」。四季の作品は4回ぐらい見てるので、話のすじは良くわかる。でも、全然違うね〜。昔、
彼女君:「Broadwayのミュージカルを見たら、四季のはもう絶対見られない」
俺:「いくらなんでも、それはないだろ〜」
すいません、私が間違ってました。見られません。
なんてゆ〜かね〜、所詮日本人なのよね〜。限界あるよね〜。
ちなみにファントムかラウルかと言われれば、私は断然、ラウル派です。
見てない人には何の話かわからないと思うけど。
空港で朝食を摂り、時間があるので自宅に電話。…日本では夜中の11時でした。 なんか時差というものをまざまざと実感。
免税店ではジョニーウォーカー(ウィスキーね)の青を買おうかどうか5分ぐらい悩む。 over 100$は辛いよなぁ。結局、断念。ジョニ青よさらば。
帰りの飛行機の中では、13時間中、12時間ぐらい寝てました。
起きてたのは離着陸と機内食のときくらいですわ。疲れてたんだねぇ。
というわけで、今回の旅、終了〜!!